ウルサン・韓国 2012年11月13日 -世界第2位のポリマー安定剤メーカーで、プラスチック産業向けの添加剤や化学品の生産・供給のグローバルリーダーであるSongwonグループ(松原産業株式会社・本社:韓国ウルサン市、www.songwon.com、以下Songwon)は、2012年第3四半期の決算を発表した。同社は2012年1月からの9ヵ月間で総売上高528,044百万韓国ウォンを計上、税引き後純利益は16,466百万韓国ウォン(売上の3.1%)で、このうち5,697百万韓国ウォンは2012年第3四半期中に達成したものである。2012年9ヵ月間の結果は2011年の同期間(年換算値)と比べ、売上成長率11.9%、総利益成長率46%、そして純利益は118%を達成した。
2012年1月~9月実績1):
主要項目 (試算値、監査前) |
2012年 1月~9月 単位10億韓国ウォン |
2011年1月~9月 単位10億韓国ウォン (年換算値) |
売上 | 528.0 | 471.7 |
総利益 | 101.1 | 69.1 |
営業利益 | 45.6 | 18.9 |
EBIT(利払前税引前利益)* | 31.5 | 17.1 |
当期利益 | 16.5 | 7.5 |
*EBITは、(営業利益+他の営業 収入-他の営業経費)から求めたものです。 |
四半期毎の結果1):
主要項目 (試算値、監査前) |
2012年Q3 単位10億韓国ウォン |
2012年Q2 単位10億韓国ウォン |
2012年Q1 単位10億韓国ウォン |
売上 | 174.4 | 179.0 | 174.7 |
総利益 | 37.1 | 34.1 | 29.9 |
営業利益 | 17.9 | 15.8 | 12.0 |
EBIT(利払前税引前利益)* | 12.2 | 13.9 | 5.4 |
当期利益 | 5.7 | 9.7 | 1.1 |
*EBITは、(営業利益+他の営業 収入-他の営業経費)から求めたものです。 |
2012年は全ての四半期において好調な売上実績を達成している。2012年度第3四半期までの9ヵ月間の連結売上総利益率は19.2%で、2011年度は14.6%であった。売上総利益率は順調な成長を継続しており、2012年Q2の19.0%から同年Q3の21.3%へと2.3%上昇した。2012年Q3のEBIT(利払前税引前利益)率は7.0%で、2012年Q2の7.8%から減少しており、これは主に為替の影響によるものである。
Songwonグループの会長 兼CEOおよび執行委員会ヘッドである朴 鍾昊(パク・ジョンホー)は、「当社は今日の厳しい経済環境にも関わらず順調な業績を継続しており、当第3四半期も売上総利益と利益を大幅に伸ばし、堅調な結果を残すことができました。ポリマー安定剤は引き続き当社の成長をけん引し、他事業の業績減少を相殺しています。また当社のOPS(ワン・パック・システム)への投資については、お客様から支持を受け、独グライツにある施設の製造能力を2倍に拡張しました。さらにSongnox® OPS製品の製造販売に向けて、サウジアラビア・パンガルフホールディングおよびアブダビ・ポリシスインダストリーとの間で設立した合弁事業Songwon Additives Technology AG社は、2012年Q3の主要な実績であり、当社の戦略である世界各地のOPS製造施設をつなげた世界ネットワーク設立の基礎となるものです。」とコメントした。
SongwonグループのCFOおよび執行委員会メンバーであるハンス-ピーター・ヴュストは、「先日当社は韓国ウルサン工場のSongstab™ および Songcat™ 有機錫熱安定剤製造能力の60%拡張を発表しました。また第3四半期には、伊レヴァーテを拠点とするSABO SpA社との提携を発表し、これは世界第2位のHALS(ヒンダードアミン系光安定剤)サプライヤーを目指す長期的な戦略を実現するための大きな実績です。当社の戦略実現に専念した取り組みと努力の継続が、このように堅調な結果を達成したと考えています。そして、これにより当社のお客様へ貢献するためにさらなる成長への投資を継続することができます。」とコメントした。
SongwonグループのQ3決算の詳細は、当社ウェブサイトをご覧ください。
www.songwon.com/en/investors/financialresults
Songwonの決算結果は毎四半期末、当期報告書発表後掲載いたします。
1)連結財務諸表は韓国国際財務報告基準(K-IFRS)に従い作成したものです。公表した全財務情報は他に記述が無い限り連結数値は百万韓国ウォン単位で記載しています。本リリースで公表した財務情報は試算値であり、監査前の数値です。
K-IFRSは2011年に遡及し施行されたため、前年四半期毎の比較値はありませんが、当社は2011年の連結財務諸表(アニュアルレポート2011)を参照し、適切と思われる部分については2012年年初来決算との比較値を算出しています。
2012年、KRX(韓国取引所)の新規定により損益計算書公表が改定されました。全変更要件については2011年財務諸表についても遡及し適用されました。他の営業収入および他の営業経費項目は営業収益項目の下に移動記載されています。