東京PRについて...
|
||
|
||
SiGeセミコンダクタ | 佐藤グループ | SABICイノベーティブプラスチックス | Songwon | 日精樹脂工業 | ビクトレックス | フェアチャイルド セミコンダクター | ユーシン精機 |
||
Home > ビクトレックス > Metallux |
||
独Metallux社
|
||
|
||
2010年6月28日VICTREX® PEEK™樹脂およびVICOTE® Coatings(ヴァイコート)、APTIV® Films (アプティブ)をはじめとした高機能性材料を販売するビクトレックスジャパン株式会社 (社長:リチャード・オカップニャック、本社:東京都港区)は、ドイツの電子部品メーカーである Metallux AG(メタルックス)社が、同社のフレキシブル薄膜センサ「MetaPot(MMP)」に スペーサー・フィルムとしてAPTIV Filmsを採用したことを明らかにした。 Metallux社のMMPセンサは、様々な産業用アプリケーションにおいて直線的な移動量を検知する 位置センサとして使用され、同社のポテンショメータ(電位差計)技術を基に開発されている。 このセンサは、50~500mmまでの移動量を測定可能で、IP65保護等級(防水および防塵に関する規格) を満たしており、検知速度が速く軽量薄型なため狭小スペースにも組み込むことができる。MMPセンサは、 高い安全性、精密性および信頼性が求められる産業用途において、従来のセンサーシステムに対する コスト効率に優れた代替ソリューションとなる。 スペーサー・フィルムとして採用されたAPTIV Filmsは、VICTREX® PEEK™樹脂を原材料とし、 優れた摩擦摩耗特性に加え、耐熱性、耐薬品性、耐放射線性、高純度および電気絶縁性といった特性を バランス良く発揮する熱可塑性フィルム製品である。MMPは、高耐熱性を持つAPTIV Filmsを用いているため、 -40°Cから最高125°Cという広い温度範囲での使用が可能である。またAPTIVは静電気の発生が低い傾向にあり、 センサで伝統的に使用されているポリイミド(PI)フィルムなどの材料よりも高い設計自由度を提供する。 さらにAPTIV Filmsは、吸水率および透過率が非常に低く、耐加水分解性に優れることから、Metallux社では MMP製品に理想的な材料であるとして採用を決めた。 MMPは非常に薄い形状であるため既存の運動制御システムと容易に統合が可能であり、自動車、医療、 造船や航空宇宙といった幅広い産業分野における動作や位置を検知するアプリケーションに適している。 MMPセンサの用途としては、 自動車:コンバーチブルカーの屋根の開閉機構、ハンドル、シートやミラーの位置決め 医療:手術台の位置調整、シリンジ・ポンプや透析機などの装置におけるフルード・レベルの表示 船舶:アクチュエータやジョイスティックの動作制御 航空機:シートやキャリッジ位置の調整 といった様々な用途に利用できる。また、その他の産業分野では、アクチュエータ制御、 ロボット制御装置、バルブ位置決め、空力および水力システム、乗用車ドアや車庫扉の開閉装置、 工作機、産業機械、包装機械などがあげられる。 APTIV FilmsはFDAに準拠し、臭素系/塩素系ハロゲン・フリーで、難燃剤を使用せずに良好な難燃性を 発揮し、リサイクルが可能な上、欧州のRoHS指令に対応している。 |
||
|
||
ビクトレックス社について: ビクトレックス社(Victrex plc)は英国に本社を置くVICTREX® PEEK™樹脂、VICOTE® CoatingsおよびAPTIV® Filmsの
製造業者である。これらの同社製高機能性材料は、様々な産業分野で利用されており、多くの優れた特性をバランス良く発揮することで、
コスト低減、高品質、他社製品との差別化といったメリットを顧客に提供している。ビクトレックス社の全製品は、ISO 9001により品質管理
されている。 |
||
|
||
お問い合せ: ビクトレックスジャパン株式会社 |
||
© 2010 Tokyo PR Inc. |