SABICイノベーティブプラスチックス
Robinson Home Products社が調理器具「Green Street™」にValox iQ*樹脂を採用

Robinson Home Products社のCEOであるボブ・スカーカーは「環境に優しい家庭用品の製品ラインの 新規立ち上げに際しては、遠く離れたアジアからの輸送を避け米国内で製造を行っているモルダーを選択 するなど、全ての製造工程における環境への負荷を考慮しました。当社のGreen Streetに採用する環境に 優しい熱可塑性樹脂を探す際には、長年のサプライヤであるSABICイノベーティブプラスチックスが最適な ソリューションを提供してくれました。Valox iQ樹脂は、顧客に対するアピールや環境分野における主導的 な役割、事業拡大に大きく貢献しています。」と述べた。

SABICイノベーティブプラスチックスの米国製品市場リーダーであるデニス・バンポッペレンは 「当社の多機能なValox iQ樹脂は、自動車ボディパネルの軽量化による燃費向上や排ガス低減から廃棄 プラスチックスの再利用から成る美しく実用的な調理器具の開発といった様々な分野におけるサステナ ビリティ（持続可能性）の後押しをすると共に、高付加価値を提供します。当社は、広範にわたるサステ ナビリティソリューションに継続的に投資することで、機能や美観といったお客様の要望を犠牲にすること なく、環境への付加を低減する製品を提供していきます。当社の高機能な環境配慮型製品への取り組みを ご理解いただけることを感謝しております。」と述べた。

さらに環境に配慮したキッチン

Valox iQ樹脂は、環境に優しい製品に対する消費者ニーズが高まりを見せるなか、その要求に応える。 同製品の原材料の60％に使用済み廃棄プラスチックスが使用されており、既存の熱可塑性樹脂と比べて CO2の排出量を削減できると共に、飲料ボトルに使用されたPET樹脂の利用年数を20年に延ばすことができる。 Valox iQ樹脂ラインアップの一部には、再生可能な循環型設計に与えられるCradle to CradleSM認定を受けた グレードもあり、廃棄物の削減を実現する安全かつ健康的な原材料の継続的な再利用をサポートする。

Valox iQ樹脂を使用したキッチン用品は、サステナビリティに加え、洗剤や食用油への適応、調理や 食器洗浄機の高熱（最大摂氏205度）に耐えることができ、市場から高く評価されているRobinson社の 製品ラインをさらに強化する優れた機能を提供する。また、美しい色や立体的なデザインが特徴的である Green Streetシリーズのような製品を簡単に成形できる。

Robinson社のGreen Streetシリーズ製品は世界各地で販売されている。

* SABIC Innovative Plastics IP BV の商標です。