SABICイノベーティブプラスチックス
中東やアフリカ地域に最先端素材技術を提供する新規事業部を設立

SABICイノベーティブプラスチックスの社長兼最高経営責任者（CEO）であるチャーリー・クルーは 「当社の素材やサービス対するイノベーションは、成長を続ける多様な市場における顧客の成功を支える際の重要な差別化要因です。 私たちは顧客独自の要求を理解し、継続的に高機能素材や技術、サービスに対するイノベーションに取組むことで、差別化や競争力の強化を サポートする重要な役割を果たしてきました。リチャードの指揮の下、中東・アフリカ両地域に高レベルのサポートを提供することで、 現地OEMメーカーや成形業者による世界レベルの製品製造を支援します。新規事業部の設立により、顧客は当社の幅広い製品ポートフォリオを 容易に活用でき、変化し続ける現地および世界市場のニーズに応えることができます。」と述べた。

今回の発表は、主要地域にSABICの最先端素材ソリューションを提供する取り組みの最新例である。また先ごろ同社では、同じくリヤドに 最新のアプケーション開発技術センターを2012年後半に設立すると発表しており、同センターでは最先端デザインや材料開発、成形加工や 部品テストなどの提供を予定している。

両地域を統括するクロスビーは「SABICイノベーティブプラスチックスは、家電や自動車、建築建設や代替エネルギー、電子部品業界といった グローバル産業の成功を支えてきた実績があり、今後も顧客との関係構築や強化、成長し続ける同地域における需要拡大に貢献します。 例えば、中東における主力分野である太陽光発電には、既に当社の熱可塑性樹脂が使用されていますが、今後、新たに開発される設計に 適合可能な革新的な素材も必要となります。これは、複数の市場における顧客の成功を、最新アプリケーションのデザインや開発、 高付加価値化を通してサポートするチャンスです。」と述べた。

クロスビーは事業開発やマーケティング、技術分野における22年に及ぶ幅広い経験を持ち、直近ではSABICイノベーティブプラスチックスの パシフィック事業部においてマーケティングおよび技術分野のゼネラルマネージャーを務めていた。同氏は、テキサスA&M大学で化学博士号を 取得している。

SABICイノベーティブプラスチックスの熱可塑製樹脂製品ポートフォリオの詳細については、www.sabic-ip.comへアクセスして下さい。

SABICイノベーティブプラスチックスが独デュッセルドルフで開催されるK2010に出展（ブース：ホール6-D42）

SABICイノベーティブプラスチックスは「カルチャー・オブ・イノベーション」をK2010のテーマとし、これは成長技術への投資、 サステナビリティ（持続可能性）や顧客中心主義を意味している。SABICイノベーティブプラスチックスは顧客のイノベーションや差別化を 以下の取り組みによって支援する。

• 世界的成長分野への投資

• 高機能や高付加価値をもたらす幅広い製品ポートフォリオを提供

• 環境配慮型製品およびソリューションの開発

• 長期的な協力関係の構築に向けた顧客との密接な連携