- 第1四半期の総売上高:3,384億3,300万KRW
- 売上総利益率は前年同期 (21.6%) 比8%増の29.4%
- 純利益:434億2,700万KRW (前年同期比9%増)
ウルサン・韓国 – 2022年5月13日 – SONGWON Industrial Group (www.songwon.com) は本日、2022年第1四半期の決算を発表しました。2021年度を堅調に締めくくったSONGWONは、引き続き好調なスタートを切り、安定した成長と増収を達成しました。当期、同グループの累計連結売上は、3,384億3,300万KRWで、純利益は前年同期 (91億6,400万KRW) 比で373.9%増の434億2,700万KRWを記録しました。売上総利益率は、前年同期の21.6%から増加し、29.4%となり、EBITDA (%) とEBIT (%) も、それぞれ増加し19.4%、17.0%となりました。
単位:百万 KRW | 第 1 四半期 | ||
2022 | 2021 | ∆% | |
売上 | 338,433 | 222,487 | 52.1% |
売上総利益 | 99,364 | 48,117 | 106.5% |
売上総利益率 | 29.4% | 21.6% | |
営業利益 | 57,195 | 17,343 | 229.8% |
EBITDA | 65,780 | 26,131 | 151.7% |
EBITDA (%) | 19.4% | 11.7% | |
EBIT | 57,530 | 13,274 | 333.4% |
EBIT (%) | 17.0% | 6.0% | |
当期純利益 | 43,427 | 9,164 | 373.9% |
当期は地政学的な不確かさと新型コロナウイルス感染症の感染拡大に起因する課題に見舞われたものの、SONGWONのでインダストリアルケミカルズ部門とパフォーマンスケミカルズ部門は共に堅調な業績を達成し、収益成長率の上昇と利益の増加を後押しする結果となりました。当期、インダストリアルケミカルズ部門の連結売上は、前年同期 (1,639億8,700万KRW) 比51.8%増の2,488億6,500万KRWで着地しました。またパフォーマンスケミカルズ部門も、極めて好調なスタートを切り、前年同期 (585億KRW) 比53.1%増の895億6,800万KRWを記録しました。
SONGWONの主力事業であるポリマー添加剤事業部門では、安定した需要に加え、高騰する原料価格や物流コストを相殺するため2021年に実施した時宜を得た値上げが追い風となり、堅調な業績が達成されました。さらにSONGWONの燃料&潤滑剤事業でも、安定した需要に加え、業界内で続いている供給不足が上押し圧力となり、収益増につながったため、好調な業績が記録されました。また、アジア市場が依然として低迷していたにも関わらず韓国からのコーティング製品の注文が急増し、当期の燃料&潤滑剤事業の全体的な業績にプラスの影響がもたらされました。
さらに当期は、急騰する原料価格を相殺するために前もって実施された値上げが、スズ中間体とPVCの売上高の増加につながりました。一方、高額な原料コストに加え、依然として続く需要の低迷と激化する価格競争が下向き圧力として作用し、当期ポリウレタン事業部門と熱可塑性ポリウレタン (TPU) 事業部門は非常に苦しい状況に見舞われました。しかしながら、SONGWONが、ワイヤーやケーブルといった用途向けのTPUに対して導入している競争力のある価格計算式が功を奏し、当期はプラスの業績を達成することができました。
現在のマクロ経済の変動を踏まえると、市場の発展に関する見通しを正確に予測することは困難ではありますが、極めて順調なスタートを切ったSONGWONは、2022年第2四半期も引き続き収益成長率と利益率が上昇すると期待しています。当期の安定した業績は、現在世界中の人々が直面している逆風からの影響を緩和するためにSONGWONが実施した対策が効果的に働いていることの現れでもあります。2022年度は引き続き同様の結果の達成が期待されています。SONGWONは今後も将来を見据え、世界の発展状況に注視しつつ、自社基盤を強化し、お客様に製品とサービスを提供し、長期的な成長を加速させる機会を開くため全力を尽くします。
2022年第1四半期のレポートは以下のリンクよりダウンロードいただけます。
www.songwon.com/investors/reports-publications