- 2021年第2四半期の総連結売上高:2,320億9,100万KRW
- 2020年第2四半期に比べ1%の増収
- 2021年第2四半期の売上高総利益率は2020年第2四半期に比べ4%ポイント増
- 2021年第1四半期に比べ純利益は4%増の総額149億7,300万KRW
ウルサン・韓国 – 2021年8月16日 – 本日、ソンウォンインダストリアルグループ(SONGWON Industrial Group)(www.songwon.com)は、2021年度第2四半期および上半期の監査済み決算を公開しました。第2四半期のグループ連結売上高は2,320億9,100万KRWに達し、前年同四半期に比べ17.1%の増収を記録しました。年初来(YTD)のグループ連結売上高は4,545億7,800万KRWで、2020年6月のYTD(4,086億8,800万KRW)に比べ11.2%の増収となり、純利益は241億3,700万KRW、前年同期(2020年6月のYTD:166億400万KRW)に比べ45.4%増を記録しました。さらに、2021年第2四半期のグループ売上高総利益率は22.5%、YTD 22.0%で、1.4%ポイント増、前年同期比1.6%ポイント増を示しています。
単位:百万 KRW | 第 2 四半期 | 6 月までの累計 | ||||
2021 | 2020 | ∆% | 2021 | 2020 | ∆% | |
売上 | 232,091 | 198,145 | 17.1% | 454,578 | 408,688 | 11.2% |
売上総利益 | 52,108 | 41,768 | 24.8% | 100,225 | 83,310 | 20.3% |
売上総利益率 | 22.5% | 21.1% | 22.0% | 20.4% | ||
営業利益 | 21,737 | 16,164 | 34.5% | 39,080 | 34,233 | 14.2% |
EBITDA | 30,210 | 24,710 | 22.3% | 56,341 | 51,700 | 9.0% |
EBITDA margin | 13.0% | 12.5% | 12.4% | 12.7% | ||
EBIT | 22,048 | 16,043 | 37.4% | 35,322 | 34,493 | 2.4% |
EBIT margin | 9.5% | 8.1% | 7.8% | 8.4% | ||
当期純利益 | 14,973 | 5,422 | 176.2% | 24,137 | 16,604 | 45.4% |
今年度の好調な滑り出しに伴い、ソンウォンインダストリアルグループでは、第1四半期に見られた需要と収益の増加が第2四半期も継続しました。その結果、各部門の堅調な業績につながり、前年同四半期に比べ増収・増益を達成しました。全体的な好業績の一端は各部門がタイミングよく必要不可欠な値上げを行ったことによるものでした。この値上げは、原材料費および貨物輸送費の高騰を相殺する上で効果があったことが証明されました。
2021年第2四半期のインダストリアルケミカルズ部門の連結売上高は1,757億1,100万KRW(2020年第2四半期:1,526億3,600万KRW)で、今年前半の6か月で売上高3,396億9,800万KRW(2020年6月のYTD:3,151億3,800万KRW)を達成しました。2020年第2四半期および上半期と比較すると、それぞれ15.1%、7.8%の増収となりました。全世界の需要増加を追い風に、ソンウォンは好業績を達成しました。また、2021年第2四半期は、競合他社の不可抗力事象により、既存および新規の顧客から追加要求が発生したこともプラスに働きました。潤滑油市場の回復を牽引材料として、ソンウォンではとりわけ燃料および潤滑油添加剤の需要が増加しました。予想通り、今年第2四半期は、季節需要の期待と、コーティング業界全体の好ましい傾向が確認されたことにより、コーティング事業も好調でした。
2021年第2四半期は、パフォーマンスケミカルズ部門も好業績を記録し、2020年第2四半期(455億900万KRW)に比べ売上高は23.9%増(563億8,000万KRW)となりました。2021年上半期、同部門では、2020年同期(2020年6月のYTD:935億5,000万KRW)に比べ、22.8%の増収(1,148億8,000万KRW)を達成しました。第2四半期全体を通じて、パフォーマンスケミカルズ部門は、安定したグローバル需要と、過去に実施した値上げがスズ中間体の増収につながったことによってプラスの影響を受けました。
その結果、韓国のPVC市場が低調で、新型コロナウイルス感染症の規制が新規ビジネスの機会を阻害したにもかかわらず、PVC事業の利益は2021年第1四半期と同水準を維持しました。特定の原材料価格が下降し始めたため、2021年第2四半期の最終月に需要は上昇に転じました。
グループでは、グローバル経済の回復に支えられ、今後数か月の需要は堅調を維持するものと予想しています。また、ソンウォンでは、新型コロナウイルス感染症による物流および輸送への打撃は、今年下半期も継続するものと予想しています。こうした状況を踏まえ、ソンウォンは、混乱を最小限に抑えてお客様に安定した供給を確保するために、有効な代替手段を見つけることに引き続き力を注ぎます。同時に、ソンウォンは引き続き慎重な姿勢を継続しつつ、価格水準を維持して、ビジネス成長を牽引するための新しい機会の営利化を模索します。好調なYTD業績に基づき、グループでは、不確定要素はあるものの下半期の業績も明るいものと確信しています。
2021年第2四半期のレポートは以下のリンクよりダウンロードいただけます。www.songwon.com/investors/reports-publications