SONGWON Industrial Group、2018 年度堅調な業績を達成

  • 2018年度の総売上:7,887億3,800万KRW
  • 2018年度の純利益:378億500万KRW
  • 2018年度の売上総利益率:8%を維持

ウルサン・韓国 201937 – SONGWON Industrial Group(www.songwon.com)は本日、2018年度の決算を発表しました。2018年第4四半期は前年同期比で引き続き売上が堅調に伸び、2018年度全体の堅調な成長に寄与しました。2018年度の連結総売上は前年比8.8%増の7,887億3,800万KRWとなりました。

単位は百万 KRW 4 四半期 12 月までの累計
2018 2017 % 2018 2017 %
売上 196,022 182,314 7.5% 788,738 724,853 8.8%
売上総利益 37,040 34,442 7.5% 156,156 155,060 0.7%
売上総利益率 18.9% 18.9%   19.8% 21.4%  
営業利益 10,168 8,500 19.6% 54,277 54,466 -0.3%
EBITDA 16,821 16,046 4.8% 86,938 86,769 0.2%
EBITDA (%) 8.6% 8.8%   11.0% 12.0%  
EBIT 8,215 7,831 4.9% 53,148 54,485 -2.5%
EBIT (%) 4.2% 4.3%   6.7% 7.5%  
当期純利益 4,974 4,670 6.5% 37,805 34,706 8.9%

世界的な貿易摩擦に加え、年間を通して不安定な経済状況が続き、取り巻く環境は厳しかったものの、SONGWON製品に対する需要は根強く、世界のすべての地域で業績が伸びました。特に南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアの一部の地域では著しい成長が認められました。一方、供給不足や価格の問題に加え、国内の経済の見通しが明るくない韓国においては需要がわずかに落ち込み、2018年の韓国での売上にマイナス影響をもたらしました。

対照的に、既存のお客様による年末の在庫調整、マイナスに作用する為替変動、原料価格の高騰が製品ラインに悪影響を及ぼすことが予測されていたポリマー添加剤の売上は、予想に反し2018年を通して安定に推移しました。また、ポリエステルジオールとポリウレタンの業績が好調だったこともあり、TPP事業の売上も伸びました。

2018年、SONGWONは韓国の製造施設で製造能力を強化することに成功しました。また、新たな生産ラインの導入も完了し、機能性モノマーの量産が開始されました。2018年はポリマー添加剤の製品ポートフォリオがさらに強化されましたが、その一方でSONGWONはスペシャルティケミカル製品や燃料と潤滑剤向けの添加剤の製品ラインの開発と拡大にも継続的に取り組みました。

SONGWONは、政治不安と貿易摩擦により2019年は景気が停滞するという見通しを立てています。悲観的な見通しを立てているにも関わらず、SONGWONは、現時点で状況が一時的なものか、性質的に構造上の問題なのかを判断するのは時期尚早だと十分理解した上で、すべての地域において中期的に自社の製品ラインに対する需要は堅調に推移すると見込んでいます。今後も引き続き、SONGWONは世界を牽引する社員の育成に力を注ぎ、自社の革新的な製品の強みをさらに磨き、幅広い個客基盤のニーズを満たすスペシャルティケミカル製品を提供する企業全体としての生産能力を強化していきます。また、警戒を緩めず堅実なアプローチで、業務効率を向上し、戦略的成長を実現するための取り組みを進めることで、SONGWONは新年度も長期的な業績目標を実現するため自信を持って順調に成長できると確信しています。

2018年度のレポートは以下のリンクよりダウンロードいただけます。
www.songwon.com/investors/reports-publications
www.songwon.com/ko/investors/reports-publications