ウルサン・韓国 – 2017年4月13日 – スペシャルティケミカルズのリーディングカンパニーであるソンウォンは、2017年3月23日に韓国の蔚山(ウルサン)でテクノロジーイノベーションセンターを新設したと発表しました。
ソンウォンは、世界のスペシャルティケミカルズ製品市場におけるポジション強化を目指す取り組みとして、新設のテクノロジーイノベーションセンターを組織の重要な基盤と位置付けています。テクノロジーイノベーションセンターの新設は、ソンウォンのさらなるイノベーションの加速に寄与すると共に、当社が目指している高付加価値で、洗練された技術が求められる新しい事業分野への進出に向けた重要な一歩となります。
同センターは韓国の梅岩(メアム)工場敷地内に開設され、総面積は3万2千平方メートルです。開設時の当センターは3階建てですが、将来的な拡張を考慮して設計されているため、必要に応じて5階までの増築が可能です。この新しい施設は、研究開発、グローバルアプリケーションコミュニティおよびテクニカルサービスに利用されます。さらに同施設の開設はグループ間のシナジー効果を生み出し、ソンウォンの保有技術を統合することで、新製品開発における設計段階から顧客の最終アプリケーションに至るまでのすべてのステップでのサポートを可能とします。
テクノロジーイノベーションセンターは、分析ラボ、合成室、クリーンルーム、多数の実験室、ポリマー加工およびアプリケーションラボといった機能を備え、ソンウォンの既存および新規ビジネスのニーズをサポートします。
ソンウォンのテクノロジーイノベーションセンターは、創造力の発揮、先進的な発想、活発な情報交換など、刺激をもたらす環境を顧慮した施設です。また同センターは、市場のニーズに応える革新的な製品ソリューションと素早く効率的に転換できるソンウォンの開発体制を支援します。ソンウォンは同施設の保有によって、新製品の分析、評価および市場投入など、業界をリードすることを実現可能にすると共に、イノベーションにおける同社の技術資産を継承でき、顧客にとっての価値の創造および競争優位性の獲得に貢献します。
同センターについて、リサーチ&ディベロップメントリーダーのDK・パクは、「テクノロジーイノベーションセンターは、ソンウォンの持続可能な成長を確保する上で大きな役割を果たすでしょう。この新しい施設は真のイノベーション開発を加速すると共に、ハイエンドなファインケミカルのクリエーションに寄与します。」とコメントしています。