- コーティング、インク、接着剤分野を含むスペシャルティケミカル用の製品へのさらなる注力
- 優れた耐久性と持続可能性を融合させたテクノロジーを強調
- 水系用の新しい高性能なヒンダードアミン系光安定剤「SONGSORB® CS AQ01」
- 幅広い用途に使えるHI-THANE™およびSONGCAT™ソリューション
ウルサン・韓国 – 2017年4月4日 – ソンウォンは、4月4日から6日にかけて開催されるEuropean Coatings Show 2017に初めて参加し(ホール4、スタンド161)、コーティング用途への取り組みについて紹介するとともに、最新の高性能ソリューションを発表します。
創業50周年を迎えたソンウォンは、アジアを活動の場とするローカル企業から、世界第2位のポリマー添加剤メーカーへと成長し、世界中に現地法人および生産拠点を展開したグローバル企業となりました。
ソンウォン・グループのパフォーマンスケミカルズ担当リーダーであるフィリップ・シュレッファーは、次のように述べました。「ソンウォンにはイノベーションの伝統持っています。私たちは、幅広いノウハウの活用を通じて自社の技術を拡張し、コーティング、インク、接着剤などのスペシャルティケミカル用途で用いられる製品の供給を進めてまいります。世界のどの地域にいるお客様にも、カスタマイズされた製品や迅速な供給網をご利用いただけます。また、当社の専門家によるアドバイスやサポートをお受けいただくこともできます。」
持続可能性を重視するソンウォンは、ECS 2017において、酸化防止剤、UV安定剤、ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)の総合的なラインナップをご紹介します。最近発売された製品やパッケージの例としては、ヒンダードアミン系光安定剤の「SONGSORB® CS AQ01」が挙げられます。ほかにも、ポリウレタン用のHI-THANE™ポリマー製品群や、有機錫触媒と有機錫中間体のSONGCAT™といった製品もあります。
ソンウォンのマーケットセンター・コーティング担当リーダーであるロザンナ・テレスカは、次のように述べました。「当社の新しい高性能HALSであるSONGSORB® CS AQ01は、耐久安定性と環境性能を兼ね備えた製品です。SONGSORB® CS AQ01は、それ自身の持つ高い極性とそれ以外の機能性により、水性コーティングや木材コーティングの安定化を含む多種多様な用途に適しています。自動車の内装といった高機能向けの用途においても、塗膜の光沢の維持に寄与します。」
コーティング剤、硬化剤、促進剤を含むHI-THANE™ポリウレタン・ソリューションは、合成皮革の生産やフレキシブル包材のほか、インクバインダーの原料として、また各種プラスチック・フィルム用の接着剤として使用されます。
有機錫触媒と有機錫中間体のSONGCAT™は、酸化ブチルや酸化オクチルをベースとする有機スズ化合物の生産プロセスを洗練させるために幅広く使用されます。主な用途としては、自動車産業における電着塗料や、ポリウレタン用のスズ触媒などが挙げられます。
4月4~6日にかけて開催されるECSの期間中、ホール4/スタンド161にて、ソンウォンのコーティングのエキスパートが皆様のご来場をお待ちしています。