- 2016 年度の総売上:6,943 億 2,600 万KRW
- 売上総利益:1,780 億 4,900 万KRW
- 売上総利益率:6%
- EBITDA:4% に増加
ウルサン・韓国 – 2017年3月24日 – SONGWON Industrial Group (www.songwon.com) は本日、2016 年度の決算を発表しました。不況が続いているにも関わらず、ほぼすべての製品ラインがグループの成長に貢献し、全般的に堅調な一年となりました。
売上は 6,943 億 2,600 万KRW、純利益は 422 億 4,400 万KRW となりました。ポリマー安定剤事業の製品の中で 2016 年の成長を牽引したのは OPS (ワンパックシステム) 製品でした。1 月にはアブダビ新工場が製造を開始し、11 月には合併会社の中国青島市の OPS 工場が操業を開始し順調に稼働したことが追い風となりました。可塑剤とスズ中間体の売上も急増し、総売上は前年比で 6.1% 増となりました。
2016 年第 4 四半期の EBITDA は 15.2%、EBIT (%) は 9.7%となり、2016 年度の EBITDA は 16.4%、EBIT (%) は 11.4%となりました。2016 年上期は、為替レートが有利に推移し、収益にプラスに働きましたが、下期は為替レートがわずかにマイナスに作用しました。
2016 年上期、価格を維持したものの、酸化防止剤の製造量が増えたため、主力製品の一部に若干の値崩れが見られました。また、毎年年末はお客様が在庫量を減らす傾向にあり、2016 年も例年通り年末にかけて全体的に需要の落ち込みが見られました。
一年を通して製造は高い稼働率で安定的に推移し、韓国のメアム工場では順調に製造能力が拡大されました。2016 年 SONGWON は、業界の専門知識をさらに活用し、新しいイノベーションを市場に投入することで、すべての事業エリアでの自律的成長を後押ししました。SONGWON は、スペシャルティケミカルズ業界をリードする企業になることを目指しこれまで戦略を円滑に実行しており、今後もお客様のニーズに応えるため業務効率改善に継続的に投資していく予定です。
さらに SONGWON は、中国、中東及び北米の顧客の多額の設備投資に支えられたプラスチック及びポリオレフィンの需要増加により、近い将来ポリマー添加剤の中度から高度の成長が見られるようになると予測しています。また、2017 年第 1 四半期には、全体的に需要が回復し好調なスタートを切れると予測しています。
SONGWON は、2016 年に発表した新しい製品ラインとイノベーションが今後さらに成長の可能性を強化し、全体的な業績にプラスに貢献すると予測しています。また、業界が直面している課題に対応するためだけでなく、戦略的な目標を達成し、それを上回る業績を上げるための態勢が十分に整っていると確信しています。
「当社は成長を見守り、堅調な業績を達成しつつ、開発能力を強化し、革新的かつバランスの取れた製品ポートフォリオを築き、今後も引き続きオペレーショナル・エクセレンスを重視して行く予定です」と CFO の Hans-Peter Wüest は述べています。
2016 年度のレポートは下記からダウンロードできます。
www.songwon.com/investors/reports-publications