Songwon Industrial Group、2015 年 第 2 四半期の決算を発表

  • 第 2 四半期の総売上:1570 億 900 万韓国ウォン
  •  売上総利益:319 億 2700 万韓国ウォン
  •  売上総利益率:20.3%
  • 減価償却前営業利益 (EBITDA):2014 年第 2 四半期比で 787.4% 増

SW_logo_sウルサン・韓国  2015年8月14日 – Songwon Industrial Group (www.songwon.com) は本日、第 2 四半期の決算を発表しました。グループは 1570 億 900 万韓国ウォンの売上を達成し、売上総利益率は 2014 年第 2 四半期と比較して 6.5% 上昇し、20.3% になりました。

第 2 四半期 6 月までの累計
 百万韓国ウォン 2015 2014 Δ% 2015 2014 Δ%
売上 157,009 172,909 -9.2% 314,054 335,808 -6.5%
売上総利益 31,927 23,927 33.4% 56,898 44,254 28.6%
売上総利益率 20.3% 13.8%   18.1% 13.2%
営業利益 10,802 1,546 598.7% 15,905 489 3,153%
減価償却前営業利益 (EBITDA) 25,993 2,929 787.4% 36,849 13,545 172.0%
金利税引き前利益(EBIT) 17,295 -4,971 447.9% 19,610 -2,259 968.1%
金利税引き前利益(EBIT)-マージン 11.0% -2.9% 6.2% -0.7%
当期利益 2,843 -6,713 142.4% 5,911 -11,605 150.9%

Songwon は 2015 年から好調なスタートを切り、第 1 四半期の売上総利益率も大幅に向上したことで、厳しい市況が続く中、2015 年第 2 四半期についても、より確固たる結果が得られる見通しを持っていました。

第 2 四半期においてヨーロッパの経済状況は依然として不安定であり、Songwon の 2015 年第2 四半期の業績は、2014 年第 2 四半期と比べ、外国為替 (EUR/USD、JPY/USD) や石油価格が大幅に下落した影響を受けました。

ユーロが韓国ウォンや他の関連通貨に対して大きく下落したことで、Songwon のヨーロッパにおける年初の売上高は減少しました。日本での業績についても、円安が続いたことで同様の結果となりました。そこで、第 2 四半期では売上の減少を補うため、利益率の少ない顧客について一部の価格を上昇させる決断が下されました。現地通貨での値上げには成功しましたが、外為が韓国ウォンに対して一層下落したことで業績が幾分悪化しました。これにより、2014 年の上半期と比較して、連結売上は総計で -6.5% となりました。

2015 年第 2 四半期中は、Songwon の生産施設は中断することなく稼働を続けました。2015 年第 2 四半期の原材料費は 2014 年第 2 四半期と比較して大きく下がりましたが、2015 年第 2 四半期には 2015 年第 1 四半期と比較してやや増加しました。しかしながら、原材料の不足を受け、特に潤滑用添加剤セグメントにおいて、一部の最終製品の供給にマイナスの影響が及びました。

また一方、Songwon の生産が安定し、かつ選択的に値上げを行ったこと、そして 2015 年第 2 四半期には 2014 年第 2 四半期と比較して原材料価格が大幅に下がったことで、売上総利益率は劇的に回復しました。2015 年第 2 四半期の減価償却前営業利益 (EBITDA) と金利税引前利益 (EBIT) は、2014 年第 2 四半期と比較して著しく増加し、それぞれ 259 億 9300 万韓国ウォンと 172 億9500万韓国ウォンとなりました。

現在、外国為替レートの不確実性が緩和されたこと、そして一部の地域 (特にヨーロッパや中東) で政治不安が解消されたことで経済活動が好転しています。今後はポリマー業界の生産活動が大きく拡大することで、酸化防止剤の需要が高まると見込まれます。原材料費がゆっくりと上昇する中、価格に対する圧力は弱まるものと見られます。Songwon では、経済活動が世界規模で回復していることから、製品に対する需要は高まると予測しています。

第 2 四半期レポートは、www.songwon.com/jp/investors/financialresults でダウンロードできます。