ソンウォン、印SeQuent Scientific Limited社のスペシャルティケミカル事業を取得

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韓国Songwon Industrial Group およびインドSeQuent Scientific Limited  2014年4月24日 – Songwon Industrial Group(以下Songwon)およびSeQuent Scientific Limited(以下SeQuent)は、SongwonによるSeQuentスペシャルティケミカル事業の取得に関して合意に達し、契約に署名したことを明らかにした。今回の事業取得には、SeQuentの全ポリマー安定剤事業、グジャラート州パノリにある製造拠点1拠点、および現地の研究開発チームが含まれる。今後両社では、いくつかの契約条件について協議し2014年第3四半期に取引完了を予定している。

なお本取引に係る投資額などの詳細は非公開。

Songwonグループの会長 兼CEOおよび執行委員会ヘッドである朴 鍾昊(パク・ジョンホー)は、「今回の事業取得は、Songwonがポリマー産業において信頼できるパートナーであり続けるための新たな一歩です。ポリマー安定剤は、ポリマー関連市場の中でも急速に成長を遂げている分野の一つです。私たちは、この分野の主要サプライヤとして、当社ポジションの強化に努めています。今回、インドの製造拠点を得ることで、Songwonはインド市場に特化したニーズに応えると共に、現地での強固な地位の確立に注力して参ります。最新設備を有するパノリの製造施設においては、高付加価値なポリマー安定剤であるSONGNOX® PEPQや他のスペシャルティケミカルが製造可能となります。Songwonはパノリ製造施設を当社のグローバルな製造能力の一部として捉え、同施設の能力を最大限に活用できるよう投資を行って参ります。パノリで製造した製品は、インド国内をはじめ全世界のお客様に対しても供給いたします。また製造設備だけでなく、現地研究開発チームの幅広い経験と高い専門性を活用できることについても、大きな期待を寄せています。」とコメントした。

SeQuent、CEOであるマニシュ・グプタは、「今回の取引は、SeQuentが様々なステークホルダーに対し価値創造の道筋を示していく上で、大きな一歩となります。スペシャルティケミカル事業は収益性のある事業ではありましたが、獣医薬の分野における主要メーカーを目指す当社のビジョンに沿うものではないと判断いたしました。事業売却益は、債務の削減とSeQuentの戦略を拡張する成長資本として活用して参ります。」とコメントした。

 

SeQuent Scientific Limitedについて
SeQuent Scientific Limitedは、ボンベイ証券取引所(株コード: 512529)に上場している総合製薬会社。インド・バンガロールを本社とし、世界中に展開している。同社では、医薬品原薬(API)、アニマルヘルス、分析サービス、研究製造業務受託サービス(CRAMS)、スペシャルティケミカルといった医薬品の様々な分野で事業を行っている。SeQuentは世界最大の駆虫剤メーカーである。

詳しくは、ウェブサイト www.sequent.in をご覧ください。