ウルサン・韓国 2012年10月10日 – ポリマー添加剤メーカーのSongwonグループ(松原産業株式会社・本社:韓国ウルサン市、以下Songwon)は、伊Sabo S.p.A.社との長期販売提携に合意したことを明らかにした。今回の合意は、世界のポリマー産業に向けたポリマー安定剤事業においてリーディング・サプライヤーとしてのポジション確立を目指す同社の長期戦略プランに基づくものである。伊レヴァーテに本拠を置くSabo S.p.A.社(以下Sabo)は、モノメリックおよびポリメリックHALS(ヒンダードアミン系光安定剤)のトップメーカーであり、高品質な製品と革新的なソリューションの提供で高い評価を受けている。
このたびの提携はSongwonがSabo製HALS製品群を世界規模で長期にわたり販売するもので、合意内容については既に2012年9月1日より実施されている。SongwonはSaboと密接に連携し、両社が成長市場として期待する欧州外の市場でHALSを販売する。また欧州内のHALS市場に向けた販売に関しては両社がそれぞれ独立して事業を展開し、SongwonはSabo製および他のHALS製品も販売する。
さらに両社は互いの技術と専門性を共有し、屋外で使用されるポリマー用途の課題を解決する革新的かつ高性能な光安定剤製品など、顧客の要望に沿った次世代ソリューションの開発も進める。
Songwonグループの会長 兼CEOおよび執行委員会ヘッドである朴 鍾昊(パク・ジョンホー)は「当社は、ポリマー産業向けポリマー安定剤の世界的なリーディング・サプライヤーとして、今回Saboという理想的なパートナーを迎えられたことを嬉しく思います。当社と同様、Saboはポリマー産業向け高機能製品の供給において、お客様にとっての最適なパートナーとなる取り組みを進めており、世界市場で存在感あるサプライヤーになるべく注力しています。Saboの製品群と生産能力は、Songwonの世界の販売・流通ネットワークや顧客層に合ったものです。この度の合意は、高成長を続ける欧州圏外の光安定剤市場の開拓に向け、両社にとって非常に戦略的な取り組みと言えます。」とコメントした。
Sabo、マネージメントディレクターのジェルマノ・ペヴェレッリは「この販売提携合意は、当社のお客様にとって素晴らしいニュースです。この合意によって、当社はさらに多くの地域において、特に当社が拠点を持たない欧州圏外で、全ての主要なお客様に製品と現地サポートの提供が可能になります。私たち両社がお互いの力を合わせ、これらの地域でより多くのお客様に接し、そしてSongwonと共に現在そして将来の市場ニーズに応えて参ります。」とコメントした。
Sabo S.p.A.について
1937年に設立されたSabo社は、プラスチックやコーティング剤向け添加剤および界面活性剤、化粧品原料、産業用用途向け特殊化学品といった様々な産業分野で使用される特殊化学品の開発と生産を行う化学企業である。
Saboはイタリア本社およびスイス・バーゼルのSabo International SAを拠点として事業を展開している。
SabostabはSabo S.p.A.の登録商標です。
より詳しい情報は www.sabospa.it をご覧下さい。