丸山が新社長に就任
2011年3月23日 – サビック・ジャパンは、現社長である秦の退任を受け、新社長に丸山剛(まるやま・たけし)がサビック・ジャパンならびにSABICイノベーティブプラスチックスジャパンの代表取締役に就任することを明らかにした。丸山の就任の正式な日程は、2011年4月8日付けとなる。
丸山は、SABICアジア・パシフィック副社長アーメッド・アルマールおよびSABICイノベーティブプラスチックスパシフィックの社長であるアラン・リヨンにレポートする。
「丸山を日本における重要な役職に任命することをうれしく思います。そして彼のマーケットにおける経験と専門性がSABICのリーダーとしての位置づけをより強固なものにすると確信しています。」とアルマールはコメントする。
「丸山は、プラスチックス業界で多くの経験を有し、この新たな役職でビジネスに大きな貢献をすることは間違いない。」とリヨンはコメントする。
さらにリヨンは、「現任の秦に関し、2006年就任後、リーマンショックによる不景気からの脱却とGEプラスチックス時代から計11年、日本の責任者としての彼の偉大な功績に心より感謝の意を伝え、今後の新たな活躍を願っている。」とエールを送る。
新社長の丸山は、これまでアジア・パシフィックの自動車事業の本部長として、日本をはじめ、アジア各国の自動車事業を牽引してきた。同氏は、2000年にGEに入社し、シックスシグマ ブラックベルト、グローバルアカウント本部 本部長等の役職を歴任し、SABICイノベーティブプラスチックスになってからは、自動車事業の日本の本部長からアジア・パシフィックの本部長へと昇進している。GEへの入社以前は、出光興産株式会社の石油化学部門に9年間在籍し、アジア太平洋地域におけるモノマーのマーケティングに従事し、海外や化学部門の経験も豊富である。