- 国内外の主要プリント基板CADの各フォーマットに対応
日本、2017年2月23日 – 電気・電子部品、産業用部品の通信販売会社、アールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人本社:神奈川県横浜市、代表取締役:横田 親弘)は、基板CADの革新的なソリューションで業界をリードするSamacSys(サマックシス、本社:英国)と協力し、国内外の主要CADフォーマットで利用可能なCADライブラリデータベース「PCB Part Library(https://www.rs-online.com/designspark/pcb-part-library-jp)」の無償提供を、2月23日から開始しました。
プリント基板設計では、使用する全部品の「回路記号」や「フットプリント」といったCADライブラリを正しく作成する必要があります。そして実はこういった作業が全体の工数を増大させてしまうことが少なくありませんでした。PCB Part Libraryにはあらかじめ膨大な部品のCADライブラリが登録されており、ユーザは自由にダウンロードし設計に使用することができます。これによりCADライブラリ作成にかかっていた時間を大幅に削減できるようになります。
また登録のない部品は、作成をリクエストすることもでき1~2日程度でご使用頂けるようになります。このライブラリは同社が無償提供しているプリント基板CADツール「DesignSpark PCB(デザインスパーク PCB)」を始め、図研、ケイデンス、Altium、Mentor、PADS、Eagle等他社製のプリント基板設計CADでも使用することができます。基板設計に関わるほとんどの方の作業を効率化することができ、電子設計をより一般に普及させることが可能となります。
PCB Part Libraryを利用するには、アールエスコンポーネンツが運営するエンジニア向けコミュニティサイト「DESIGN SPARK(デザインスパーク、www.rs-online.com/designspark/home-jp)」から「Library Loader」というツールをインストールし、ユーザ登録を行う必要があります。
DESIGN SPARKは2010年9月に開設された、プロトタイプ開発エンジニアを支援するためのコミュニティサイトです。登録者は、3次元CADやプリント基板CAD、CADライブラリ、データシートなどを無料で入手できるほか、新製品や開発キットのレビュー記事閲覧などが行えます。全世界の登録者数は50万人を超え、日本からの登録者は世界で最も多く、全体の約15%を占めています。