日精樹脂工業、プラスチック成形加工における課題解決に向けたソリューション技術を IPF2014で提案

ハイブリッド式中型射出成形機 FNX360Ⅲ-100A

2014年10月21日 – 日精樹脂工業㈱(社長・依田穂積、本社・長野県埴科郡坂城町)は、10月28日から11月1日まで、幕張メッセで開催される「IPF(国際プラスチックフェア)2014」において、顧客が抱える成形加工における煩わしさの低減や付加価値の高いモノづくりを推進する各種のソリューション技術として、電気式成形機やハイブリッド式成形機、竪型成形機など計7台の成形機と成形システム、周辺装置として品質・生産管理システムや金型関連商品などを出展します。

メインテーマ:
Plus New Idea 射出成形の未来を拓く。

今回のIPF展では、「Plus New Idea 射出成形の未来を拓く。」をメインテーマに、日頃顧客が成形現場で抱えている課題に対して、成形工程の短縮、成形不良対策、リサイクル材の活用、特殊成形材料への対応、品質・生産管理の強化などの視点から、次の3つのキーワードに基づくソリューション技術を提案します。

  1. 汎用機+Oneで新たなソリューション
  2. ものづくり工程の最適化
  3. 次世代射出成形加工技術の追求

出展内容の一例は、『汎用成形機+One』の提案として、当社独自の低圧成形用アプリケーションソフト「N‐SAPLI」を用いた成形実演を行います。使用する成形機は、油圧式の良さ(直圧型締の耐久性、メンテナンスフリー、長寿命、低コスト)と電気式の良さ(省エネ、高速射出、高応答性、高再現性)を併せ持つハイブリッド式FNXシリーズから型締力360トンタイプの「FNX360Ⅲ‐100A」。

「N‐SAPLI」を用いることで成形品の内部応力の改善効果が得られ、ヒケやソリ、歪み等の成形不良の低減が図られることから、低応力で高品質な精密レンズの成形実演を行います。また会場では、本機を簡易クリーンブース内に設置し、医療向けなどのクリーンルーム環境で豊富な稼動実績を持つハイブリッド式成形機のクリーン性もご覧いただきます。

その他の出展内容としては、

    1. 電気式射出成形機「NEX110Ⅲ-12EG」(型締力110トン)による「成形中に発生するガスの低減対策のトータル提案」
    2. 電気式射出成形機「NEX180Ⅲ-5ELMN」(同180トン)+単独射出装置「IU5A」による「熱可塑性樹脂+液状シリコーンゴムの3種複合一体成形」
    3.  電気式中型射出成形機「NEX220Ⅲ-50ETN」(同220トン)による「薄肉多層容器のハイサイクル成形」
    4. ハイブリッド式小型竪型射出成形機「THX5S1VN」(同5トン)による「ホットメルト接着剤を用いた次世代低圧封止成形」
    5.  ターンテーブル式竪型射出成形機「TNX75R9V」(同75トン)+汎用自動機によるインサート成形システム

などの成形実演を行います。

当社ブースは、第5ホールのNo.52510。

 

[日精樹脂工業広報]
この件に関するお問い合せ
担当:経営企画部 小井土
電話:0268(81)1014
本社:長野県埴科郡坂城町南条2110