日精樹脂工業、2012年度「日精スクール」の研修スケジュール決定

日精スクールの実習風景2012年1月27日– 日精樹脂工業㈱(社長・依田穂積、本社・長野県埴科郡坂城町)は、射出成形に関するあらゆる技術・知識を習得するための技能研修機関「日精スクール」の2012年度(2012年4月~2013年3月)研修スケジュールを決定、2月1日から受講受け付けを開始します。

日精スクールは、①射出成形に必要な知識の全分野をカバー、②理論と実際の両面を習得できる充実したカリキュラム、③分かりやすさに徹した指導方法、の 3点をモットーとしており、2012年度も受講者の実力に合わせた各カリキュラムを用意し、基礎から応用技術まで幅広い成形技術を習得できるようサポート していきます。

2012年度のスクールは、4月9日からの成形入門(電気式)コースにはじまり2013年3月25日からの成形初級コースまでの計31回。
コースの内訳は、成形入門コース(5日間)10回(うち電気式7回、油圧式3回)、成形初級コース(5日間)10回、成形中級コース(5日間)5回(うち電気式2回、油圧式3回)、保守管理入門コース(5日間)2回、金型設計入門コース(5日間)3回、海外研修コース(10日間)1回となっています。
(スケジュールは別紙参照)

現在行われている2011年度国内開講の日精スクールは、2011年12月末時点で受講者数が前年比約32%アップの304名、本年3月までの受講者総数は370名程度となる見込み(前年比約32%アップ)です。
受講者数が増えた要因としては、最大10日間であった成形各コースを5日制(海外研修コースを除く)としたことに加え、コースの明確なレベル分けにより参加しやすくなったことが、増加に繋がったと考えています。

国内だけでなく、海外拠点主催の日精スクールも、アメリカ(ロサンゼルス、シカゴ、ニュージャージー)、中国(太倉、深?)、タイでそれぞれ定期的に開講しており、日系進出メーカーやローカルメーカーにも好評です。
また、本社から講師を派遣した出張コースも、本年度はアジアで5回、ヨーロッパで1回(いずれも現地の日系企業向け)実施し、ユーザーの要望に柔軟に対応しています。

1968年、業界の先駆けとして設立された日精スクールは、プラスチック成形品製造業をはじめ、材料メーカー、商社、学生、外国人留学生など、約36,200名(海外日精スクールの受講者を除く)の卒業生を輩出しており、射出成形の技術革新に即応したカリキュラムは、プラスチックス射出成形分野のエキスパートを育成する専門機関として評価されると共に、業界において完全に定着しています。

受講料
◎2012年度(2012年4月~2013年3月)

 コース名   受講料・宿泊費・食費(宿泊の場合)  受講料・食費(通いの場合)
 成形入門コース 84,000円 58,800円
 成形初級コース 84,000円 58,800円
 成形中級コース 94,500円 69,300円
 保守管理入門コース 94,500円 69,300円
 金型設計入門コース  105,000円 79,800円
 海外研修コース 144,900円  ―

※受講料にはテキスト代(市販テキストは有料)、実習教材費が含まれます。
※交通費は各自負担。また実習用作業服・安全靴は各自で持参願います。
※通いの場合の食事は昼食のみとなります。また、海外研修コースの休日の食事は含まれていません。
※料金はいずれも消費税込みの金額。

スクールの受講申込みや空き状況の確認は、当社ホームページの「日精スクール」http://www.nisseijushi.co.jp/school/index.htm にアクセスください。
電話での問い合わせは、日精スクール(電話:0268-82-8708)まで。