2020年6月26日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:李 在薰)は、80Aの高電流に対応した基板対基板コネクターシステム「EXTreme Guardian HDパワーコネクター」を発表しました。
EXTreme Guardian HDパワーコネクターは水平嵌合時の高さが12.70mmの低背設計で、1ブレードベイあたり最大80.0Aの高電流密度を実現する基板対基板コネクターシステムです。本製品はパワーおよびシグナルに対応するハイブリッドコネクターで、少ないスペースでより多くの電力と電流を伝送することができ、設計の柔軟性を提供します。
EXTreme Guardian HDパワーコネクターは、プラグはライトアングルタイプ(214113)、リセプタクルはライトアングルタイプ(214115)とストレートタイプ(214114)から構成されており、水平対水平および水平対垂直の嵌合組み合わせが可能です。本コネクターは、最大125Vに対応する冗長接点設計が採用されており、ACおよびDCの高電圧アプリケーションをサポートします。また125°Cの高温電力接点定格によって、広い温度範囲で利用できます。
EXTreme Guardian HDパワーコネクターの主な特徴
- 1ブレードベイあたり最大0A対応の高電流コンタクト構造
- 70mmの低背設計(水平嵌合時)によって冷却システムの通気性を良くし機器内の放熱性を向上
- 両サイドに設けた嵌合誘い込みガイドによるスムーズな嵌合で、作業性の向上に寄与
- PCBペグによって正確なスルーホールの位置決めおよび安全な基板仮保持を実現
- 金メッキの接点によってインターフェース抵抗を低減
本コネクターは、ルーター、スイッチ、1Uラックボックス、バックプレーン、電源装置、サーバーなどの電気通信/ネットワーキング機器、ハイエンドサーバー、ワークステーションなどのデータ/コンピューティング機器、産業用制御などの産業機器といった用途に適しています。
詳しい情報は、弊社ウエブサイトhttp://www.japanese.molex.com/link/extremeguardian.html をご覧下さい。