2019年6月24日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、12、16、24Gbpsの高速データ転送に対応したI/Oケーブルアセンブリ「SlimSASケーブルアセンブリ」を発表しました。
モレックスのSlimSASケーブルアセンブリは、SAS-3(12 Gbps)、SAS-4(24 Gbps)およびPCI Express 4(16 Gbps)の各規格に準拠しています。近年、ネットワーキングやデータセンター分野においては、大容量データの高速転送に対するニーズが高まるにつれて機器の設置スペースも増大しています。SlimSASケーブルアセンブリは、設置面積の省スペース化と高ポート密度を実現することで、トレイやパネルの貴重なスペースを節減できます。
また本製品は高密度用途に適した0.6mmピッチで、位置ずれによる損傷を防止するデザインが採用されているほか、リボンケーブルを用いた薄型設計で柔軟なケーブル配線が可能です。
SlimSASケーブルアセンブリの主な特徴
- 0、24Gbps仕様に準拠し、次世代の業界標準に適合
- 薄型ケーブルアセンブリが利用可能なため、スペースに制約のある用途での実装が容易
- 4レーンと8レーンの製品をラインアップし、柔軟なピン配置が可能
本コネクターは、HBA(ホストバスアダプター)サーバー、JBOD、RAID、ルーター、ストレージコントローラ、ストレージラック、スイッチをはじめとするデータセンターやエンタープライズストレージ用途のほか、ルーターやサーバー、スイッチなどの通信/ネットワーキング用途に適しています。
詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/link/slimsascable.html をご覧下さい。