2018年8月28日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、105˚Cの動作温度と1.5Aの電流定格に対応し、コンパクトサイズと接続信頼性を両立した電線対基板用コネクターシステム「Micro-Lock Plus」に、これまでの1.25mmピッチ製品に加えて、2.00mmピッチ製品を追加しラインアップを拡充したことを発表しました。
モレックスのMicro-Lock Plusは、コンパクト設計でありながら、ポジティブロック機構や堅牢な金属製はんだタブおよびデュアルコンタクト端子を備えることで確実な嵌合を実現し、高い接続信頼性を提供する電線対基板用コネクターシステムです。また本コネクターシステムは、最高105˚Cの動作温度に対応が可能で、自動車のステアリング内部の配線などにも適用可能です。
2.00mmピッチMicro-Lock Plusコネクターシステムには、極数展開は2~16(1列品)、ヘッダーはストレート、ライトアングル双方を用意しています。また、端子の素材に錫-ビスマスを採用することで短絡(ショート)の原因となるウィスカ(ヒゲ状の金属結晶)の生成を防止し、ノイズや途切れのない信号を実現すると共に、端子の耐久性と信頼性向上が図られています。
Micro-Lock Plusコネクターシステムの主な特徴
- クリック音で嵌合を確認できるポジティブロック機構
- 2つの接点で接合するデュアルコンタクト端子設計によって接点と端子を確実に保持
- 堅牢な金属はんだタブにより、安定した基板実装保持力を確保
Micro-Lock Plusコネクターシステムは、車載スイッチ、ロボット、ドローン、家電製品、電動工具や産業オートメーションといったさまざまなアプリケーションに適しています。
詳しい情報は、弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/microlockplus.html をご覧下さい。