2018年8月2日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、モバイル機器やウェアラブル端末のドッキング型充電器に向けて、非常に平坦な接触面を特徴とする接点部品「Contact Pucks」を発表しました。
電気接点の設計において信頼性の高い接続性能を実現するためには、接触面の品質や硬度が課題となります。金属と金属との良好な接触、および充電時の高い導電性を達成するためには、非常に均一な表面品質が求められています。モレックスのContact Pucksは、独自の生産技術を活用することで、接点となる接触面に対して非常に平坦な金メッキが施されており、ドッキング用途に理想的な優れた電気接点と機械的硬度を提供します。
Contact Pucksは、接点部品であるパック、自動実装用の吸着キャップ、ハンダ接合用のインターポーザーから構成されています。本製品は最大50V DC、コンタクトあたり0.5Aに対応し、動作温度は-20から+70°Cで、テープ&リールのパッケージで供給されます。
Contact Pucksの主な特徴
- 非常に平坦な金メッキが施された接触面によって、ドッキング用途に理想的な優れた電気接点と機械的硬度を提供
- コンタクトパックの底面をハンダ付けするSMTパッド
- アプリケーション毎に要求される噛合い高さまでパックを上昇させるインターポーザー
- 自動実装組立作業に対応する吸着キャップ
本製品は、スマートウォッチ、エクササイズ用活動量計(アクティビティトラッカー、フィットネスガジェット)、スマートフォン、モバイル機器をはじめとする民生用ウェアラブルデバイスのほか、医療用遠隔監視装置などに適しています。
詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/link/contactpucks.html をご覧下さい。