日本モレックス、次世代モバイルネットワークのニーズに対応した最高クラスのパッシブ相互変調(PIM)と低トルクを小型形状に統合した「4.3-10 同軸コネクターシステムおよびケーブルアセンブリー」を発表

2017年1月11日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、次世代モバイルネットワークのニーズに対応した高性能信号伝送と同時に従来のインターフェイスに比べ低いパッシブ相互変調(PIM)、100%データ追跡性および低トルクを実現した「4.3-10同軸コネクターシステムおよびケーブルアセンブリー」を発表した。

4'3-10 RF Connector Solutions「4.3-10同軸コネクターシステムおよびケーブルアセンブリー」には、DIN 7/16コネクターに比べ30%小型かつ60%の軽量化を実現しており、また、屋外の携帯電話通信設備に適した一体型の防水ブーツ(特許取得中)を採用したケーブルアセンブリーも含みながら、電気性能を損なうことなく柔軟な設計を可能とし、さらに小型サイズのコネクターを用いることで電波塔への部品積載量を低減し運営費用の低減にも寄与できる。

モレックス、グローバルプロダクトマネージャーのダレン・シャウアーは、「これらの完全なソリューションは、通信基地局アンテナ、ネットワーク無線や信号最適化装置などの次世代モバイルネットワークが求める性能ニーズに応えるものです。帯域幅や携帯無線の感受性に対する性能要件の進化に伴い、セルラーアンテナから遠隔無線装置(RRH)へのRF信号伝送のニーズがさらに増加しています。同時に、コネクターのサイズや重量についても非常に厳しい制限が課されています。」とコメントしました。

通信機器メーカーや、無線サービスプロバイダーでは、様々な長さをはじめ、コネクター形状・接続方式の同軸ジャンパーケーブルが使用されている。モレックスでは、自社製造のカスタム化したケーブルアセンブリーの提供も可能である。これにより、外部からの部品調達などの手間を省き、各ユーザーの仕様や要件に合った製品を提供することができる。ライトアングルおよび縦型プラグで提供される同製品は、嵌合オプションとして、手締め、クイックロック、およびレンチ締めの3タイプを取り揃えている。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/link/4.3-10.html をご覧下さい。