2016年1月7日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、車載用途向けに最大5V DC/1.5Aの電源供給に対応するUSB BC1.2仕様の「車載スマートUSB充電モジュール」を発表した。
モレックスの車載スマートUSB充電モジュールは同社の自動車用I/Oコネクターに対応したシステムである。本充電モジュールはプリント配線基板を備えた組立済みのUSB充電器のため、特殊な治具を用いることなく車内の複数個所に容易に設置できる。これにより、組み付けの短縮を実現し、治具コストを含めた全体コストの低減が可能となる。
また本製品は、電気的、機械的、環境性、電磁干渉(EMI)、静電放電(ESD)に関する試験を済ませた状態で出荷されるため、従来エンドユーザー側で実施していたフルターンキー試験や製品検査などに必要な時間とコストを節減することができる。
車載スマートUSB充電モジュールの主な特徴
- 商用車の既存ロッカースイッチパネルにドロップイン可能な設計
- ほとんどの車両に用いられる12V電源供給アーキテクチャを採用
- 試験、量産、顧客サプライチェーン要件に沿った在庫維持など、モレックス社単独でシームレスなサポートを提供可能
本充電モジュールは、乗用車での携帯やスマートフォン充電、各種商用車での電源供給用途に適している。
詳しい情報は、弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/invehiclesmartcharging.html をご覧下さい。