日本モレックス、データ通信用途向け 高電流コネクターシステム「EXTreme EnergetiC™」に モジュールタイプの新バージョン2種を追加

EXTreme EnergetiC™ モジュールタイプ (上)「172185シリーズ」 (下)「172186シリーズ」

EXTreme EnergetiC™ モジュールタイプ (上)「172185シリーズ」 (下)「172186シリーズ」

2015年9月2日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、同社の高電流コネクターシステムEXTreme EnergetiC™に、モジュールタイプ/プレスフィットの新バージョン2種「172185シリーズ」および「172186シリーズ」を追加し製品群を拡張した。

このたび追加された新バージョンは従来の一体成型タイプと異なり、電源ブレード部とシグナル部がそれぞれモジュール化されているため、設計ニーズに合わせ、自由に組み合わせて使用することができる。

モレックスのEXTreme EnergetiCは、1ブレードベイあたり最大100.0Aの高電流に対応し、優れた電流密度を実現する高電流コネクターシステムである。新バージョンの172185シリーズは半田およびプレスフィットに対応したライトアングル型プラグで、172186シリーズはプレスフィットに対応したストレート型レセプタクルである。

EXTreme EnergetiCモジュールタイプの主な特徴

  • スプリットブレードは最大63V、ACおよびDC定格に対応し、ベイ対ベイでは最大320V、ACおよびDC定格に対応するため、電源設計用の電圧要件に適合
  • LCP樹脂を用いた絶縁コンタクトを搭載し、各電源用スプリットブレード端子は30oC以下の温度上昇値の条件で定格50.0Aに対応
  • モジュールの自由な組み合わせにはダブテイル(蟻継ぎ)構造を採用し、あらゆる信号および電源の組み合わせをカスタマイズ可能
  • EXTreme EnergetiCおよびEXTreme Ten60zPowerの全シリーズとの互換性を備えることで優れた設計柔軟性を提供
  • 通気機能を備えることで熱管理を向上

本コネクターシステムは、1U/2Uサーバやモジュラー電源、ハイエンドコンピューターや通信機器などのデータ通信用途に最適である。

詳しい情報は、弊社ウエブサイトwww.japanese.molex.com/link/energetic.html をご覧下さい。