0.50mmピッチFFCコネクター・503908シリーズ
2015年8月12日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社（本社：神奈川県大和市、社長：梶 純一）は、高速データ転送技術であるLVDS（低電圧差動シグナリング）用途に向けて、サイドロックラッチ機構を備えたワンタッチ挿入タイプの0.50mmピッチFFCコネクター「503908シリーズ」を発表した。
0.50mmピッチFFCコネクター・503908シリーズは、FFCを挿入するとワンタッチで定位置にロックされる容易な操作性を特徴としている。また、コネクターの両端に備えられた省スペースなサイドロックラッチ機構は、上方向からの外力による不慮のロック開放を防止すると共に、下部のPCB基板に負荷をかけない設計が採られている。こうした特徴から、503908シリーズは高速LVDS用途に向けた同種の製品に比べ優れた接触信頼性を発揮する。
0.50mmピッチFFCコネクター・503908シリーズの主な特徴
- ワンタッチで定位置にロックされる容易な操作性
- 統合金属製シールドと接地タブにより、Display PortやV-by-One HSなどの高速標準に対応し、最大データ伝送速度5.4Gbpsを実現
- サイドロックラッチ機構により、類似タイプやアクチュエータータイプに比べて優れた接触信頼性を発揮
本コネクターは、フラットパネルTVをはじめ、パソコン、フラットパネルディスプレイ付機器などの民生機器、カーオーディオなどの自動車インフォテイメント、パチンコなどの遊戯機器といった用途に最適である。
詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/product/smt_ffc-fpc.html をご覧下さい。