2015年6月5日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、LED照明用途においてコネクターが光源の影となるシャドウイング発生を最小化し、省スペース化と部品コストの低減に寄与する低背で小型サイズのコネクターシステム「TermiMate™」を発表した。
TermiMateコネクターシステムは嵌合高さが1.20mmと低背であり、基板対基板および電線対基板の両用途に対応する。本システムは、基板対基板および電線対基板に利用できる「基板用ヘッダー(505071)」、基板対基板用の「基板用リセプタクル(505072)」、電線対基板用の「クリンプリセプタクル(505073)」から構成されている。
基板用ヘッダーは両用途に共通で使用できるため、設計柔軟性の向上および部品コストの低減に貢献する。電線対基板の接続に用いるクリンプリセプタクルは、電線サイズAWG 22-26、被覆外径0.9-1.7mmに対応している。
TermiMateコネクターシステムの主な特徴
- ターミナル(端子)だけで構成されるシステムのため、一般的な2ピーススタイルに比べ、実装スペースの縮小と部品コストの低減が可能
- 基板対基板の接続では、嵌合誤差を吸収することで正確な挿入を促し端子へのダメージを防止
- フリクションロック構造を採用し、確実な嵌合と不意のコネクター抜けを防止
本コネクターシステムは、LEDダウンライトやストリップライト、データコムやタブレットPCなどの照明用途に加え、LCD TV用バックライトなどの家電用途に最適である。
詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/link/termimate.html をご覧下さい。