2014年9月9日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、実装面積の省スペース化や多様な嵌合方式が求められる高密度実装用途に向け、SMT電線対基板コネクター「Micro-Lock™ 1.25mmピッチシステム」を発表した。
「Micro-Lock 1.25mmピッチシステム」は、同種の1.25mmピッチ製品のなかでも最小レベルのサイズと最大クラスの電流容量を実現し、非常に優れたピンおよび端子の保護機能と幅広い嵌合方式を備えている。本システムは、使い易く確実な接続を実現し、低挿入力でピンおよび端子を保護する設計といった、既販のモレックスMicro-Lock 2.00mmピッチシステムで実績のある特徴を継承している。2.00mmピッチシステムとの大きな違いは、サイズが75%小さく、対応定格電流が適用電線の違いで1.5Aとなっている点である。
Micro-Lock 1.25mmピッチシステムは、ストレート型およびライトアングル型で1列および2列バージョンが利用可能であり、1列バージョンでは2~16極、2列バージョンでは16~40極が取り揃えられている。本システムは、ハウジングとワイヤハーネス材料に低ハロゲン素材を使用することで環境基準に対応している。またカラーについては、標準製品のナチュラルカラーに加え、嵌合用途に応じて色物品も揃えている。
Micro-Lock 1.25mmピッチシステムの主な特徴
- 嵌合時のヘッダーピン曲りを防ぐ座屈防止機能
- 小型で低背な省スペース設計
- 錫メッキでありながら、低挿入力を実現し抜去も容易
- ポジティブロックを備え、確実な嵌合保持や機械的安定性に加え、嵌合時のクリック感を向上
- 1.25mmピッチでありながら、AWG#26対応で1.5A・pinを実現し、お客様の設計自由度を向上
本システムは、データ通信、照明、民生機器、医療、遊戯機器、ネットワーク関連など、省スペース化や多様な嵌合方式が求められる用途に最適である。
詳しい情報は、弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/product/microlock.html をご覧下さい。