日本モレックス、 補聴器産業に向け、小型でカスタマイズ可能な 「バランスドアーマチュア型オーディオレシーバー」を発表

バランスドアーマチュア型オーディオレシーバー

バランスドアーマチュア型オーディオレシーバー

2014年1月21 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス株式会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、急速な成長下にある補聴器市場に最適な「バランスドアーマチュア(BA)型オーディオレシーバー」を発表した。

モレックスの幅広いヘルスケアソリューションの一つとして新たに発表された本レシーバーは、本体サイズが80mm3と非常に小さく、市場の同種製品と比べ最大20%、またダイナミック型レシーバーとの比較では最大75%の省スペース化を実現している。またダイナミック型レシーバーに比べ、レシーバーサイズあたりの音出力が大幅に向上しているほか、中音域においてより鮮明な音質が得られる。

モレックス、メディカル・ストラテジック・マーケティングマネージャーであるアンソニー・カレイヤキスは、「補聴器が必要な方々の中には、大きくて使い心地が良くないであろうと言う理由で購入を控える方が少なくありません。当社は、精密機器の製造能力と音響機器に関する専門性を組み合わせることで、従来の補聴器の半分のサイズでありながら優れた出力と音質を提供すると共に、音響機器メーカーにおけるコスト効率の高い製品設計の実現に貢献します。」とコメントしている。

モレックスのBA型レシーバーはインピーダンスなど様々な仕様調整ができ、各メーカー固有の要件に合わせたカスタマイズが可能である。また本製品は補聴器以外の用途として、心臓ペースメーカーに用いた場合に効率的な音声変換が可能となりバッテリーの長寿命化に寄与する。このほか、高級カナル型イヤホンの高性能化、小型化、そしてデザイン性に優れたイヤホン設計にも貢献する。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/link/balancedarmature.html をご覧下さい。