2013年4月18日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス株式会社(本社:神奈川県大和市、社長:廣川克巳)は、I/Oポートの高密度化が課題となっているデータセンターやネットワーク機器メーカーに向けて、省スペース化と低コスト化を実現する光ファイバー接続用「LCアダプター(106123/106121)」を発表した。
モレックスのLCアダプターは、8ポート製品(106121)と4ポート製品(106123)の2タイプが用意されており、現在4ポート製品を利用しているユーザーは、8ポート製品に切り替えるだけでポート密度を2倍にすることができる。LCアダプターの取付方式はスナップ式もしくはネジ取付式が選択可能であり、識別用のアダプターボディの色は青、ベージュ、緑、アクアが取り揃えられている。またアライメントスリーブの素材にはセラミックまたは金属が用いられているほか、レーザー光による目の損傷を防止するため、片側または両側に安全シャッターが採用されている。
LCアダプターの主な特徴
- 新たな8ポートアダプター設計の採用により、単心コネクター8個、2心コネクター4個、またはシンプレックス/デュプレックス両タイプの組み合わせに対応し、柔軟な設計に寄与
- アダプターに外部プラグがすべて実装されていない場合にオプション仕様の安全シャッターによりレーザー光による目の損傷を防止(プラスチック製アダプターには内部および外部シャッター、金属製アダプターには外部シャッターを採用)
- アダプターのハウジング材料にプラスチックまたは金属を用いることで設計柔軟性を向上し、金属ハウジングはEMI(電磁干渉)保護機能を提供
- 8ポート金属アダプターを除き、すべての製品はスナップ式もしくはネジ取付式が利用可能なため取付柔軟性が向上
本コネクターは、データセンターをはじめハブ、サーバー、ルーター、セントラルオフィス/リモートハブなどの通信用、航空宇宙、各種産業、光DVI、ストレージサーバー、ローカルエリアネットワークなどに最適である。
詳しい情報は、弊社ウェブサイト http://www.molex.com/link/lc.html をご覧下さい。