2011年10月6日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス株式会社(本社:神奈川県大和市、社長:廣川克巳)は、設計柔軟性や省スペース性が求められる液晶TVのバックライトユニット(BLU)や室内照明機器などのLEDアプリケーションに適した「Flexi-Mate™ コネクターシステム」を発表した。Flexi-Mateは複数の相互接続オプションが構築でき、基板対基板および電線対基板という両方の接続を可能とする。
Flexi-Mateコネクターシステムは、基板リセプタクル、基板プラグ、短絡リセプタクル、プラグハウジング、ターミナルの各製品で構成されており、3.7mmピッチ、嵌合高さ3.0mmの低背設計。LEDライトを搭載した小型パネル間の接続に使用される基板対基板接続、LED照明用基板を主電源基板に接続する電線対基板接続に対応し、オープンループの信号回路を終端する短絡リセプタクルも利用できる。
本コネクターシステムの主な特徴:
- 電線対基板、基板対基板および終端処理のオプションあり、相互接続の柔軟性を提供
- 確実な電気接点を保証するデュアルコンタクト設計
- プラグハウジングにポジティブロック式サイドラッチを採用、省スペースかつ嵌合/抜去が容易
- 基板コネクターに嵌合ガイド機能を装備、スムーズな挿入/嵌合を実現
本システムはRoHS規格に準拠し、LED TV、LED 3D TV、エッジライト式LED BLU TV、液晶パネル、室内照明機器といった、省スペース化が要求される様々なアプリケーションに最適である。
Flexi-Mateコネクターシステムの詳細は同社ウエブサイトwww.molex.com/link/fleximate.htmlを参照。