米Carbon22社と整形外科用Creedスクリューシステムで連携

ソルベイとCarbon22™社が整形外科用Creed™ カニューレ・スクリューシステムで連携

ジョージア州アルファレッタ、2021年6月1日 – ソルベイは、インプラント製品を手掛ける米Carbon22™社(GLW社傘下)が、足および足首の外科手術用に新しく開発したCreed™カニューレ・スクリューシステムに、ソルベイのZeniva® ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂を採用したことを明らかにしました。この先進的な新しいスクリューシステムは、米国食品医薬品局(FDA)から510(k)クリアランスを取得しています。

e-モビリティーの電気・電子用途に向けたアモデル Bios PPAを発表_Water absorption

ソルベイ、e-モビリティーの電気・電子用途に向けてサスティナブルな「アモデル® Bios PPA」を発表

ジョージア州アルファレッタ、2021年5月19日 – ソルベイは、高性能ポリフタルアミド(PPA)コンパウンドの新製品として「アモデル® Bios PPA」を発表し、ポートフォリオを拡張しました。アモデル® Biosは、要求の厳しいe-モビリティーにおける電気・電子用途に向けた一部バイオ由来の新たな長鎖タイプのPPA製品群です。本製品は、食料品以外の再生可能原料を使用し、100%再生可能エネルギーによって生産されています。これにより、他のバイオベースのPPAと比べて、地球温暖化係数(GWP)レベルを最小化しています。

自動車用熱管理システムの軽量化に向けたコルゲートチューブ製造技術を開発

ソルベイ、自動車用熱管理システムのさらなる軽量化に向けた新しいコルゲートチューブ製造技術を開発

ブリュッセル(ベルギー)、2021年4月1日 – ソルベイとドイツの産業用パイプメーカーであるMaincor Rohrsysteme GmbH & Co. KGは、高い柔軟性を持ち、さまざまな肉厚や直径の押出成形コルゲートチューブを製造可能な技術を開発しました。この新たな技術により、内燃エンジン(ICE)および、バッテリー、eモーターやパワーエレクトロニクスといったe-モビリティーテクノロジーとの組み合わせによって生じる、新たな熱管理システム設計の課題解決に対応します。

新型コロナウィルス防護用フェイスシールドでボーイングと提携

ソルベイが新型コロナウィルス(COVID-19)防護用フェイスシールドでボーイングと提携

2020年4月8日、ブリュッセル – ソルベイは新型コロナウィルス(COVID-19)感染者の治療にあたる医療従事者向け防護具の緊急需要に対応するため、フェイスシールドの製造を開始するボーイング社向けにヘルスケアグレード透明スーパーエンジニアリングプラスチック製フィルムを供給します。様々な民生分野、防衛分野におけるソルベイの複合材料や構造接着剤等の先端材料の採用実績に注目して、ボーイング社はソルベイに協力を求めてきました。

PDI ヘルスケア社による適合性研究結果を発表

ソルベイとPDIヘルスケアが特殊ポリマーの消毒剤耐性試験で連携

2020年2月21日、カリフォルニア州アナハイム — ソルベイは、PDI ヘルスケア社が実施した同社の医療用消毒剤とソルベイの各種ポリマーとの適合性研究結果を発表しました。感染予防関連製品の市場をリードするPDIヘルスケア社は、ソルベイの協力を得て、ソルベイの高性能特殊ポリマーに対し、性能試験および外観評価試験を実施しました。ソルベイの特殊ポリマーにSani-24®、Sani-HyPerCide™、Sani-Prime®、Super Sani-Cloth®など、PDI社のいくつかの消毒剤を使用する試験を行いました。医療機器には院内感染のリスク抑制のために強い消毒剤が繰り返し使われますが、そこにはソルベイのポリマーが広く使用されています。試験結果の詳細はPDIヘルスケア社のウェブサイトで閲覧できます。

キータスパイアPEEKパウダーが電気外科手術用金属チューブのコーティングに採用

ソルベイのキータスパイア® PEEKパウダーが電気外科手術用金属チューブのコーティングに採用

ジョージア州アルファレッタ、2020年2月19日 — Surgical Coatings, LLCが、電気外科手術用金属チューブのコーティング用途に、ソルベイのキータスパイア® PEEKパウダーを採用しました。キータスパイア®ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)パウダーが選ばれたのは、耐薬品性と耐疲労性に加えて、高温でも傑出した機械特性と寸法安定性が維持されるためです。生体適合性材料であるキータスパイアは加工が容易であり、また繰り返しの洗浄・滅菌にも耐えます。

医療機器部品構造体に向けたXencor LFTをMD&M WEST 2020で展示紹介

ソルベイのXencor™ LFTのターゲットは医療機器部品構造体

2020年2月17日、カリフォルニア州アナハイム — ソルベイは、医療機器部品構造体に向けて、非常に優れた構造特性と寸法安定性を提供するXencor™ LFTをMD&M West 2020で展示紹介しました。ソルベイのXencor™ LFTコンパウンドは、構造用途に適した高い強度と優れた耐衝撃性能を提供します。このガラス長繊維強化熱可塑性樹脂(LFT)は、医療用部品構造体に使用されてきた金属や従来の短繊維強化熱可塑性樹脂に取って代わるもので、医療機器設計者および同メーカーに新たな展開を提供します。その典型的な用途は筐体、ギアシステムなど、高度な機械特性と耐荷重性能が求められる部品です。

高品質付加製造用ソレフPVDFフィラメントを発売

ソルベイがソレフ®PVDFフィラメントを発売し、Ultimakerのマテリアルアライアンスに参加

2019年11月20日ボラーテ(イタリア) – ソルベイの高品質付加製造(AM: Additive Manufacturing)用材料製品群にソレフ®PVDF AMフィラメントが新たに加わります。この新しい高機能製品は熱溶解フィラメント製法(FFF: Fused Filament Fabrication)向けに開発されたもので、現在、ソルベイのAM材料用Eコマースプラットフォーム(www.solvayamshop.com)で世界中のどこからでも購入できます。

ヘイラーECTFE液体コーティングがシリコンウエハー加工装置に採用

ソルベイのヘイラー® ECTFE 液体コーティングがSWIの課題解決に貢献

2019年11月14日 – アルファレッタ(米国ジョージア州) — ソルベイのヘイラー® ECTFE 液体コーティングシステムを使用することで、SWI は複雑な形状のシリコンウエハー加工装置のコーティングを可能にしました。Southwest Impreglon(SWI)社は特殊コーティングの会社で、長年にわたってソルベイのヘイラー®ECTFEパウダーコーティングを採用してきました。新たにソルベイの製品ラインに加わったヘイラー®ECTFE液体コーティングシステムは、静電粉体塗装には適さない複雑な部材でも質の高い防食を可能にするために、ピンホールのない、滑らかで均質な平面を実現します。苛酷な化学プロセス環境で使用される複雑な形状の部品、不整表面、大型容器、管内部、タンク、コンテナなどの塗装に適しています。

Xencor LFTが初の完全樹脂製Eバイクに採用

Stajvelo社が初の完全樹脂製EバイクにソルベイのXencor™ LFTを採用

イタリア、ボラーテ、2019年10月23日 — Stajvelo社は、高機能の射出成形複合材であるソルベイのXencor™ LFTコンパウンドを採用し、世界初のEバイクを開発しました。モビリティ、快適性、デザイン性を備えた、革新的でアーバンなEバイクです。ソルベイは、K 2019のホール6、ブースC61でこのEバイクを展示します。

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拡大する高機能シール用途の需要拡大に対応するためテクノフロン® FKMの生産能力を増強

2019年10月18日、ブリュッセル — ソルベイは自動車、石油・ガス、半導体の市場における高機能シールの継続的な需要拡大に対応するため、イタリアのスピネッタ・マレンゴ工場のテクノフロン® パーオキサイド加硫FKMの生産能力を約30%増強致します。

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インドでソルベイのベラデル® PESUの新規生産ラインが操業開始

2019年10月17日、アルファレッタ(米国ジョージア州)— ソルベイはインドのパノリ工場でベラデル®ポリエーテルサルホン(PESU)の新たな生産ラインの操業を開始しました。主としてヘルスケアや水処理産業からの、この高機能熱可塑性材料の莫大な需要に対応するために、ソルベイは現在、生産能力の向上に乗り出しています。

ユーデル PSUがノードソンメディカル社のバイオプロセス用継手素材に採用

ソルベイのユーデル® PSU(ポリサルホン)がノードソンメディカル社の無菌的切断機器の開発に貢献

ジョージア州アルファレッタ、2019年9月18日 – ソルベイ社のユーデル® PSU(ポリサルホン)は、ノードソンメディカル社の医薬品製造やバイオプロセス向けSpaulding Series™ 無菌的切断機器の開発を可能にしました。バイオプロセス用の継手素材としてユーデル® P-1700 PSU(ポリサルホン)が選ばれた理由は、その生体適合性、透明性、強度、剛性、広い温度帯での耐用性、ガンマ線耐性(最大50 kGy)、蒸気滅菌性にあります。