日本・東京、2022年4月21日 – 化学業界のグローバルリーダーであるSABICは、本日、5G基地局のダイポールアンテナや電気電子用途に適した「LNP™ THERMOCOMP™ OFC08Vコンパウンド」を発表した。この新しいコンパウンドは、軽量でコスト効率の良いオールプラスチック製アンテナの設計開発に寄与し、5Gインフラの配備促進への貢献が期待されている。都市化やスマートシティ化の進展に伴い、高速で信頼性の高いネット接続を何百万人もの住民に提供するには、早急な5Gネットワークの普及が求められている。
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SABIC、次世代の帯電防止LNP™コンパウンドを発表、爆発性環境に対する厳格化が進むATEX指令への対応を支援
日本・東京、2022年3月30日 – 化学業界のグローバルリーダーであるSABICは、防爆対策が求められる用途に向けて、新たに2種のLNP™コンパウンド「LNP™ STAT-KON™ DD000XI」および「LNP™ STAT-LOY™ D3000IEU6」を発表した。爆発性雰囲気で使用される機器の管理においては、欧州連合(EU)のATEX指令(防爆指令)への準拠が求められており、近年、同指令の厳しさが増している。SABICの新たなLNP™コンパウンドは、規制対象となるアプリケーションに、より優れた帯電防止性能を提供する。これらの新製品は、電子機器の筐体、オートメーション機器、装置のハウジング、照明器具、安全装置、懐中電灯などの携帯型デバイスにおいて、従来の金属製品やコーティング製品、フィラー強化ポリマー製品に対する有力な代替材料となる。
SABIC、中国の東風汽車と共同でトラック搭載用の軽量ツールボックスに向けたプラスチック複合材ソリューションを開発
日本・東京、2022年2月15日 – 化学業界のグローバルリーダーであるSABICは、本日、中国最大級のトラック製造企業である東風汽車と共同で頑丈かつ軽量性が求められるトラック搭載用ツールボックスの製造に向けて、プラスチック複合材を用いたハイブリッドソリューションを開発したことを明らかにした。このツールボックスには、SABICのガラス長繊維強化ポリプロピレン(PP)であるSTAMAX™樹脂と、連続ガラス繊維複合材のラミネートとを組み合わせたハイブリッドソリューションが利用されている。この技術によって製造された部品は、同様に設計された鋼製部品と比べ、最大30%の軽量化が実現でき、さらに、東風汽車はこのソリューションを採用することで、生産効率の向上も達成している。
SABIC、ISCC+認証を取得したバイオベースのLNP™ ELCRIN™コポリマーを発表、コンシューマーエレクトロニクス業界におけるCO2排出量実質ゼロ目標達成に貢献
日本・東京、2022年2月9日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、コンシューマーエレクトロニクス業界のCO2排出量実質ゼロに対する目標達成を促進する同社初となるバイオベースのポリカーボネート(PC)コポリマー「LNP™ ELCRIN™(エルクリン) EXL7414B」を発表した。SABICではバイオベース製品のポートフォリオを拡大しており、この新たなコポリマーはISCC+(国際持続可能性カーボンプラス)認証を取得した新グレードである。
SABIC、BSRノイズを低減する着色可能なPTFEフリーのLNP™ LUBRILOY™ N2000コンパウンドを発表
日本・東京、2022年1月6日 – 化学業界のグローバルリーダーであるSABICは、本日、自動車の室内で発生するBSR(バズ・軋み・ラトル、Buzz-Squeak-Rattle)ノイズの防止に寄与する、自己潤滑性に優れた「LNP™ LUBRILOY™(ルブリロイ)N2000コンパウンド」を発表した。この新しいLNPコンパウンドは、非晶性樹脂ブレンドをベースとした製品で、成形着色性と塗装性を兼ね備えている。この独自に開発した相溶化オレフィン系アロイは、シリコーンやポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含有していない。標準的なPC/ABSをこの革新的な材料に直接置き換えることで、自動車OEMや部品サプライヤーは、成形部品間の摩擦やスティック・スリップと呼ばれる振動現象を大幅に低減し、不要なノイズを抑制または防止することができる。
SABIC、LEXAN™樹脂を用いたリアクォーターウィンドウに関する研究成果を発表、部品統合、スタイリング、空力学におけるメリットを報告
日本・東京、2021年12月2日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは本日、LEXAN™ポリカーボネート(PC)樹脂を用いた自動車リアクォーターウィンドウのデザインに関する研究成果を発表した。このたびの研究では、差別化されたスタイリングの実現、部品の集約、機能の統合、空気力学性能の向上など、LEXAN樹脂の使用によるメリットが報告されている。
SABIC、新たなNORYL™ポリオールを発表、MDI-BDOキャスト・ポリウレタンの性能を高め、TDI-MOCA硬化システムの代替を提案
日本・東京、2021年11月18日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)とポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG)をベースとしたホットキャスト・ポリウレタン(PU)の性能を大幅に高める「NORYL™ AP2001G」芳香族ポリオールを発表した。
SABIC、新しいSUPERFLOW ULTEM™樹脂を発表、バーンインテストソケット(BITS)や電子デバイス給電コネクターの微小化を可能に
日本・東京、2021年11月4日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、電子デバイスのさらなる小型化・軽量化に向けた電子部品微小化のトレンドに対応するため、高流動性を特徴とする新製品Superflow ULTEM™(スーパーフロー・ウルテム)樹脂2製品を発表した。新たな製品は、流動性とウェルド強度をバランス良く兼ね備えたSuperflow ULTEM SF2250EPR樹脂と、より高い流動性を発揮する同SF2270樹脂の2種である。
SABIC、再生可能原料を用いたULTEM™樹脂を発表、世界初となるバイオベースの高性能非晶性ポリマーによってお客様の持続可能性目標の達成を支援
日本・東京、2021年10月26日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、本日、これまでの同社ULTEM™(ウルテム)樹脂と同様の高性能と加工性に加えて、お客様の持続可能性目標の達成に貢献するバイオベースのULTEM樹脂を発表した。この画期的なポリエーテルイミド(PEI)材料は、業界で初めて再生可能原料を用いて認証を取得した高性能非晶性ポリマーである。
SABIC、LNP™ ELCRES™ EXLコポリマーがREALME社のスマートフォンに採用、難燃性に優れた超薄肉部品を実現し、新たな安全規格IEC 62368-1への対応に貢献
日本・東京、2021年9月21日 – 国際電気標準会議による消費者用電気機器に向けた新しい安全規格IEC 62368-1の施行を受け、多くのメーカーは、より高性能な難燃(FR)材料を必要としている。こうした中、SABICは、中国の大手スマートフォン・メーカーであるRealme社が、同社製スマートフォンRealme C25のバッテリー用エンクロージャーの成形素材にSABICのLNP™ ELCRES™(エルクレス)EXL7414コポリマーを採用したことを明らかにした。
SABIC、カラーでのイノベーションに着目した最新のLNP™ VISUALFX™ポートフォリオを発表
東京・日本、2021年9月15日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、最新のLNP™ VISUALFX™(ビジュアルエフエックス)樹脂ポートフォリオを発表した。このポートフォリオは、新しい美的トレンドの研究を通じて開発されたSABICの新しいExpression 2021 / 2022カラーパレットから独自の色と特殊効果を特徴としたものである。色、素材、加工(CMF)分野のデザイナーやエンジニアは、今回の研究を通じて明らかになった消費者の好みを元に開発されたこのポートフォリオでインスピレーションを得ることができ、新しい5G対応モバイル・デバイスやモノのインターネット(IoT)アプリケーションの開発に活かすことができる。新しいLNP VISUALFX素材に加えて、グローバルなCOLORXPRESS™カスタム・カラーやカラー・マッチング・サービスなど、SABICでは総合的なカラー製品を取り揃えている。
SABIC、150℃高温対応車載コンデンサにおけるELCRES™ HTV150誘電体フィルムの検証結果をPCIM ASIA 2021展で発表
日本・東京、2021年9月6日 – 化学業界のグローバルリーダーであるSABICは、9月9日から11日まで中国・深圳で開催される「PCIM Asia 2021」に出展(ブース#E19)し、2つのプレゼンテーションを実施する。同展でSABICは、ハイブリッド自動車、プラグイン・ハイブリッド自動車、電気自動車(xEV)の主機インバータなど、高電圧、高温への対応が求められるプロフェショナル・グレードのコンデンサ用途における顧客ニーズに応えて開発された誘電体フィルム「ELCRES™ (エルクレス)HTV150」を展示紹介する。この革新的なソリューションは、135°Cから150°Cの動作温度範囲において、既存フィルム製品を上回る電圧および温度性能を発揮し、炭化ケイ素(SiC)をベースとした次世代インバータ技術への移行に寄与する。またSABICでは、コンデンサの製造と性能をサポートするフィルムの導入に向け、バリューチェーン全体に渡る継続的な取り組みについても紹介する。
SABIC、循環型ソリューションのTRUCIRCLE™ポートフォリオとして自動車向けリサイクル製品グレードを発表
日本・東京、2021年9月1日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、同社が取り組みを進める循環型ソリューションのTRUCIRCLE™ポートフォリオとして、メカニカルリサイクルされた成分を含む同社初の自動車向けグレード3製品を本日発表した。このたび発表された新たな樹脂製品は、高流動性や低アウトガス性を備えたタルク充填ポリプロピレン(PP)の「SABIC® T2E-3320EH PPコンパウンド」、ポリカーボネート(PC)とポリエチレンテレフタレート(PET)のブレンドでUV安定性を備えたフィラー未充填の「XENOY™ (ゼノイ)T2NX2500UV」、同じくPC/PETブレンドでミネラル(鉱物系フィラー)を充填した「XENOY T2NX5230」の3種である。これら3製品は、いずれも最大29%のリサイクル材を含有しながらも、従来のバージン樹脂と同等の優れた性能を発揮するため、持続可能性の目標達成に取り組む自動車業界の顧客にとって新たな選択肢となる。
SABIC、再生可能原料をベースとするLEXAN™ポリカーボネート・フィルムおよびシートの製造工場がISCC認証を取得
日本・東京、2021年8月17日 – 化学業界のグローバル・リーダーであるSABICは、オランダのベルヘン・オプ・ゾーム(Bergen op Zoom)にある同社ファンクショナルフォームズ本部の工場が、認証再生可能原料をベースとするLEXAN™(レキサン)フィルムおよびシートの製造において、ISCC(国際持続可能性カーボン)PLUS認証を取得したことを明らかにした。再生可能原料をベースとするフィルムおよびシート製品は、現在SABICが取り組みを進めているTRUCIRCLE™ソリューションの一環であり、要望が高まるプラスチック循環経済において、より持続可能な材料ソリューションを求める世界的な需要増加に対応するものである。
ECONCORE社がSABICのNORYL GTX™樹脂を用いてEVバッテリーおよび太陽光発電の構造部品向けに高耐熱性とリサイクル性を備えたハニカムコアを開発
アムステルダム、オランダ、2021年6月9日 – SABICは、ハニカム技術の世界的リーダー企業であるEconCore社が、SABICのポリフェニレンエーテル(PPE)ブレンドであるNORYL GTX™樹脂を用いて、積層サンドイッチパネル製造用の新しいハニカムコアを開発したことを明らかにした。