日精樹脂工業、2015年度「日精スクール」の研修スケジュール決定

2015年1月30日 – 日精樹脂工業㈱(社長・依田穂積、本社・長野県埴科郡坂城町)は、射出成形に関する様々な技術・知識を習得するための技能研修機関「日精スクール」の2015年度(2015年4月~2016年3月)研修スケジュールを決定、2月2日から受講受け付けを開始します。

2015年度の日精スクールでは、コースの回数の見直しならびに講習時間の延長、受講料の改訂、セット受講の提案など大幅な見直しを実施しました。

成形初級コースの講義風景

コースの回数の見直しは、2014年度の受講状況(混み具合)から、成形入門コースの電気式と油圧式をそれぞれ1回増やして年9回と年5回に、成形中級の油圧式を1回減らし年2回に、金型設計入門コースを1回減らして年1回に変更しました。

講習時間の延長では、全コースとも講習の開始時間を毎日15分早める一方、最終日は遠方からの参加者に配慮し終了時刻を15分早めることで、総講習時間を1時間長くし、受講者の習得度を上げられるよう見直しを行いました。

受講料の改訂は、中級者以上を対象とした成形中級、保守管理、金型設計入門の3コースの受講料を、他のコースと同額(宿泊の場合で税込86,400円)に引き下げることで、ステップアップを目指す方々の参加を促す狙いです。

また、新たにセット受講を設定し、今年度内に、成形入門と成形初級を受講する場合は、初級コースを割引(20,000円引き)します。

2015年度のスクールは、4月6日からの成形入門コースにはじまり2016年3月21日からの成形中級コースまでの計33回。

コースの内訳は、成形入門コース14回(うち電気式9回、油圧式5回)、成形初級コース10回(うち1回電気式限定)、成形中級コース5回(うち電気式3回、油圧式2回)、保守管理入門コース2回、金型設計入門コース1回、海外研修コース1回となっています。
(スケジュールは別紙参照)

現在行われている2014年度国内開講の日精スクールは、2014年12月末時点の受講者数が340名で、本年3月末までの受講者総数は460名となる見込みです。

海外では、各現地法人主催のトレーニング・スクールとして、アメリカ、中国(上海、東莞)、タイで定期コースを実施しており、日系進出メーカーやローカルメーカーから好評を得ています。最近は、ユーザー1社ごとに行うプライベートスクールの要望が増加傾向にあります。

また、本社から講師を派遣する海外出張コースは、今年度、メキシコ1社、ルーマニア1社、フィリピン2社のいずれも日系メーカーで実施しました。本コースは、当社がスクールを開講していない国・地域に進出している日系ユーザーからの開催依頼が増えています。

1968年、当業界の先駆けとして設立された日精スクールは、プラスチック成形加工メーカーをはじめ、材料メーカー、商社、学生、外国人留学生などに広く門戸を開放しており、これまでに約37,300名(海外開催の日精スクール受講者は除く)の卒業生を輩出しています。射出成形の技術革新に即応したカリキュラムは、プラスチック射出成形分野のエキスパートを育成する専門機関として高い評価をいただいています。

受講料
◎2015年度(2015年4月~2016年3月)

コース名

受講料・宿泊費・食費
(宿泊の場合)

  受講料・食費
(通いの場合)

成形入門コース 86,400円 60,480円
成形初級コース 86,400円 60,480円
成形中級コース 86,400円 60,480円
保守管理入門コース 86,400円 60,480円
金型設計入門コース 86,400円 60,480円
海外研修コース 86,400円 60,480円

※受講料にはテキスト代(市販テキストは有料)、実習教材費が含まれます。
※交通費は各自負担。また実習用作業服・安全靴は各自で持参願います。
※通いの場合の食事は昼食のみとなります。
※料金はいずれも消費税(8%)込みの金額。

 

スクールの受講申込みや空き状況の確認は、当社ホームページの「日精スクール」http://www.nisseijushi.co.jp/products/school01.php にアクセスください。
電話での問い合わせは、日精スクール(電話:0268-82-8708)まで。

[日精樹脂工業広報]
この件に関するお問い合わせ
担当:経営企画部 小井土
電話:0268(81)1014
本社:長野県埴科郡坂城町南条2110