2014年9月30日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、極数やワイヤゲージサイズを幅広く取り揃え次世代の電源・信号ニーズに応えるCLIK-Mate™ 1.50mm電線対基板コネクターシステム製品群に、これまでのトップマウント(上部取付)バージョンに加えて新しく「ボトムエントリー(底部取付)バージョン」を追加した。
モレックス、プロダクトマネージャーの田辺は、「電子技術の進展に伴い、LEDダウンライトなどの用途ではPCBと垂直に接続する電気配線が必要になっています。しかしながら、接続にボトムエントリーが利用できない場合、電線をPCB表面に回して配置しなければならないため、コストが上昇し取付作業も難しくなります。」としており、加えて「CLIK-Mate 1.50mmボトムエントリーバージョンは、従来のライトアングルタイプに比べてより直接的な嵌合アクセスを可能にし、省スペース化と取付の簡素化を実現します。」とコメントしている。
CLIK-Mate 1.50mmは同1.25mmピッチおよび同2.0mmピッチ製品の中間モデルと位置付けられ、2.00mmピッチ製品と比較してフットプリントは約30%小型化されているが、同等の信号・電源要件を満たしている。CLIK-Mate 1.50mmは、クリック音で嵌合確認可能なデュアルインナーポジティブロック、抜差が容易なサムラッチ、そしてロック状態を視認可能なウインドウなど、確実な嵌合に寄与する設計が採られている。またCLIK-Mate 1.50mmは、端子設計にU字形状の音叉型を採用することで端子スタッビング防止機能を備えると共に、低挿入力および確実な接合を提供する。
CLIK-Mate 1.50mmボトムエントリーバージョンは、底部からの接続が求められるSSL(LED照明)、ゲーム機器、液晶テレビ、デスクトップPC、サーバー、ハブ、ルーター、FA機器、医療機器、自動車用インフォテイメント機器など幅広い用途に適している。
詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/link/clikmate.html をご覧下さい。