世界のアプリケーションに向けエネルギーマネージメントソリューションを製造
2013年7月16日 – 高性能パワー半導体およびモバイル向け半導体ソリューションで世界をリードするフェアチャイルドセミコンダクター（NYSE: FCS）は、韓国の富川（Bucheon）に8インチウェハー製造ラインをオープンしたことを明らかにしました。この新しい製造ラインはフェアチャイルドが先進のパワー半導体ソリューションにフォーカスすることを示す一方、品質の改善およびダイナミックに進化する市場対応への投資を行うことを意味します。
製造ラインの正式なオープンは7月10日ですが、実際には予定より早く完成したことにより7月1日から量産を開始しています。
韓国での製造ラインの増設はフェアチャイルドのサプライチェーンの柔軟性とコスト競争力を強化し、動きの速いアジア地域のモバイル機器市場でより良いサービスを可能にする一方、LEDバックライティング、LCD TV、及び家電製品などエネルギー効率の高いエレクトロニクス製品の地域における主導的立場を更に強固にします。
新たな製造ラインがフェアチャイルドの戦略プランにどのように貢献するのかに対し、フェアチャイルド・コリア、マネージングディレクターのベン・カンは、「この8インチ製造ラインはフェアチャイルドのサプライチェーンをパワー半導体においてクラス最高に発展させる貴重な1ステップになります。」と述べており、また、「我々はお客様により良いサービスを提供できることを大変楽しみにしています。」とも述べています。
「1999年に富川サイトを取得して以来、フェアチャイルドは韓国内の関連施設に約8億ドルを投資してきました。」とフェアチャイルドセミコンダクターの社長 兼 最高執行責任者（COO）、ヴィジェイ・ウラルは述べています。また、「新しい8インチ製造ラインは韓国及びグレーターアジア市場を重視することをお約束する証しでもあります。この製造ラインはスタートに至るまでの工程を完璧なまでに遂行しており、この勢いを将来お客様を更に喜ばせることにつなげたい。」とも述べています。
この製造ラインへの投資に対して、地域での雇用増加、及び地域経済成長への貢献など付随する利益が期待されています。
この新しい8インチラインで製造される主なテクノロジーは、速いスピードで成長を遂げるエネルギー効率の高いパワーマネージメントアプリケーション、即ちパワーサプライ、ディスプレイ、モーターコントロール、産業用パワー及びラインティング、を対象とした高電圧ディスクリート製品です。
フェアチャイルドは、アプリケーションの要求に応え、ソリューション主体の半導体サプライヤーとして、広い範囲でお客様の満足をお届けすることをお約束すると共に、継続してワールドワイドサポートを提供して参ります。