日本・東京、2023年10月24日 – 産業向けフラッシュストレージ製品の独立系メーカー・Swissbit(日本法人:スイスビットジャパン株式会社、東京都新宿区、代表取締役 友森 健一郎)は、SATA SSDの新製品「X-7xシリーズ」を発表しました。本シリーズ製品は最先端の112層3D NAND技術を採用しており、さまざまな産業用機器に高い信頼性と長寿命を提供します。最新のX-7xシリーズは、品質とイノベーションに対するSwissbitの取り組みを反映した製品です。製品寿命を延ばすことで総所有コスト(TCO)の削減を実現するとともに、一部の製品については、業界をリードするSwissbitの電源損失保護(PLP)機能であるパワーセーフ(powersafe)™を搭載しています。
新たなSSD製品であるX-7xシリーズはフォーム・ファクター別に、2.5インチの「X-73」と「X-75 P」、M.2(2280および2242)の「X-75m.2」と「X-78m.2」、スリムSATAの「X-75s」と全5種が取り揃えられており、40GBから最大1.92TBまでの幅広い容量を提供します。また、X-78m.2とX-78sは、業界トップレベルの100K P/Eサイクルを実現したpSLCモードの高耐久バージョンであり、耐久性と信頼性に対する要求の厳しいデータ・ストレージ・ソリューションに対する市場ニーズに対応する製品です。
スイスビットジャパンで代表取締役を務める友森健一郎は、「当社はこれらのドライブを、特にITやサービスプロバイダのネットワーキング、セキュリティアプライアンス、産業オートメーションなどのミッションクリティカルな分野における最も要求の厳しいアプリケーションのニーズを満たすよう特別に設計しました」と話しています。
X-75およびX-75m.2 2280製品には、より一層のデータ保全性を確保するため、Swissbitの電源損失保護機能であるpowersafe™が搭載されているため、突然の停電時においてもエンドツーエンドのデータセキュリティを保証します。これらのSSD製品は、powersafe™技術によっていかなる状況下でも安全に動作し、ドライブの破損や重要なデータの損失を防ぎます。
X-7xシリーズの全製品はデータセキュリティを強化するため、AES-256暗号化およびTCG Opal 2.0を搭載した自己暗号化ドライブ(SED)を採用しており、保存データを暗号化する堅牢かつ効率的な機能を提供します。この設計を取り入れたことで高度なユーザー管理オプションが可能となり、関係者以外のアクセスを厳格に制限し、システムデータの共有を強化できます。
Swissbitの新しいSATA SSD製品は、5Gネットワーク、エッジコンピューティング、スマート監視、スマート医療機器、工場/産業オートメーション、ルーター、スイッチ、セキュリティアプライアンス、IoTなどの幅広いアプリケーションで、最適に動作するよう設計されています。
この新たな製品ポートフォリオは、高品質で革新的な製品の提供に向けたSwissbitの取り組みを反映するものです。Swissbitは、プロジェクト毎のカスタマイズが可能な柔軟性の高い製品の提供を通じて、産業用フラッシュメモリソリューションの未来を牽引してまいります。
産業用グレードの112層TLC NANDを搭載したSwissbitの新しいSATA SSDの詳細はウェブサイトをご参照ください。www.swissbit.com。