ウルサン・韓国 2013年4月2日 – ポリマー添加剤メーカーのSongwon Industrial Group(松原産業株式会社・本社:韓国ウルサン市、以下Songwon、www.songwon.com)は、2013年4月1日付でトーマス・シュムッツ氏をグローバルテクニカルサービス担当ディレクターに任命した。これまで同職を務めていたヨアヒム・バイヤーは戦略ビジネスマネジメントを担当する。Songwonは、より良い品質、サービスおよび価値の提供を通じて、顧客から選ばれるサプライヤーとなるための取り組みを行っており、同職は継続的なグローバル成長を実現する上で重要な役割を担っている。
今後シュムッツ氏はテクニカルサービスチームを統括し、同社の全製品 ― 酸化防止剤、光安定剤、酸捕捉剤、塩ビ安定剤、錫中間体、可塑剤、潤滑剤、表面コーティング剤、ポリウレタン、アルキルフェノール、ビフェノール、凝集剤 ― に関する技術方針をリードするほか、顧客に向けた価値提案や新製品投入といったセールス体制の拡充を図っていく。さらには、世界中の既存顧客および潜在的な顧客および市場ニーズの把握を通して、新しく効率的なソリューションの創出に取り組む。
Songwon、グローバルセールス担当取締役副社長 兼 執行委員会メンバーのディーター・モラースは、「トーマスはヨアヒム・バイヤーの後任を務めることとなります。ヨアヒムは、Songwonのキャリアアッププラットフォームポリシーに従い、より広範なビジネスマネジメントを担当することになります。これまでトーマスはポリマー産業において様々な経験を積んできました。今後は、当社の幅広いソリューションを用いた最高クラスのサポート体制を継承し、これをさらに徹底していきます。中でも、近年当社の製品ポートフォリオに加わったOPS(ワンパック・システム)は世界マーケットに向けた主要製品です。先日Songwonは、米国ヒューストンの新しいOPS製造施設の稼働開始を発表しており、またKizad(Khalifa Industrial City of Abu Dhabi:ハリーファ工業地帯)に新設するOPS製造プラントは2014年初頭の稼働開始を予定しています。」とコメントした。
シュムッツ氏は、ケムチュラ・ヨーロッパ、チバ・スペシャルティ・ケミカルス、ダウ・ヨーロッパにて上級職を歴任しており、オーストリア・レオーベン鉱山業大学にてポリマーエンジニアリング&サイエンスの学位を取得している。