2013年2月28日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス株式会社(本社:神奈川県大和市、社長:廣川克巳)は、LEDテレビをはじめとする、各種の薄型ディスプレイ用途に向け、0.50mmピッチ「スリムタイプFFC/FPCコネクター」を発表した。
近年のディスプレイ産業、特にテレビ用途においては、LEDテレビの進展に加えて、薄さ4mmを実現するOLED(有機LED)テレビが登場するなど、ますます薄型化が進んでいる。また一方では3Dテレビの開発に見られるように、より鮮明な画像の表示に向けた機能強化も図られている。こうしたディスプレイ用途における薄型化と高機能化に対応するため、モレックスでは、高さ1.50mm、幅4.40mmという、業界最小レベルの薄型化・小型化を実現した新たなコネクター製品「スリムタイプ」シリーズを開発したものである。
スリムタイプFFC/FPCコネクターは、業界最小クラスの低背と狭幅サイズを実現しているほか、より迫力のある画質の実現に必要となる大容量信号に対応した多極数コネクターであり、56極(104112)、68極(104075)、80極(104114)、96極(104083)の4製品が取り揃えられている。
モレックスのスリムタイプFFC/FPCコネクターは、大容量信号への対応と省スペース化が求められる多くの最新ディスプレイ用途の設計に卓越した柔軟性を提供する。
0.50mmピッチ「スリムタイプFFC/FPCコネクター」の主な特徴:
- 業界最小クラスの低背(1.50mm)と狭幅(4.40mm)サイズを実現
- 56、68、80、96極の4製品により、様々なピン数に対応。
- 金メッキ端子の採用により、信号接触の信頼性と耐久性を確保
- 高温対応のハウジングは、RoHSおよびローハロゲン環境基準に準拠
- 広範な試験、サイクル、激しい取扱いによる損傷を防止する堅強なアクチュエーター設計
本製品シリーズは、LED、OLEDや3Dといったフラットパネルディスプレイやプラズマディスプレイパネル、自動車や医療関係のディスプレイに最適である。
詳しい情報は、弊社ウェブサイト http://www.japanese.molex.com/product/smt_ffc-fpc.html をご覧下さい。