- 2021年第3四半期の連結総売上:2,601億3,700万KRW
- 売上総利益率は前年同期(8%)比5.5%増の26.3%
- 2021年第3四半期の純利益:209億7,200万KRW
ウルサン・韓国 – 2021年11月12日 – SONGWON Industrial Group(www.songwon.com)は本日、2021年第3四半期の決算を発表しました。当期、当グループの連結売上は、前年同期(1,952億3,700万KRW)比33.2%増の収益増を記録し2,601億3,700万KRWとなりました。当期の純利益は前年同期(87億4,600万KRW)の2倍以上となる209億7,200万KRWとなりました。
今年度累計の連結売上は、前年9月時点での年度累計連結売上(6,039億2,500万KRW)比18.3%増となる7,147億1,500万KRWとなりました。また、累計純利益も前年9月時点での年度累計純利益(253億5,000万KRW)比77.9%増となる451億900万KRWを記録しました。また当期の売上総利益率は前年同期比5.5%増の26.3%、年度累計売上総利益率は前年同期比3.1%増の23.6%となりました。
単位は百万 KRW | 第 3 四半期 | 9月までの累計 | ||||
2021 | 2020 | ∆% | 2021 | 2020 | ∆% | |
売上 | 260,137 | 195,237 | 33.2% | 714,715 | 603,925 | 18.3% |
売上総利益 | 68,507 | 40,622 | 68.6% | 168,732 | 123,932 | 36.1% |
売上総利益率 | 26.3% | 20.8% | 23.6% | 20.5% | ||
営業利益 | 30,050 | 15,822 | 89.9% | 69,130 | 50,055 | 38.1% |
EBITDA | 38,964 | 24,349 | 60.0% | 95,305 | 76,049 | 25.3% |
EBITDA (%) | 15.0% | 12.5% | 13.3% | 12.6% | ||
EBIT | 30,468 | 15,796 | 92.9% | 65,790 | 50,289 | 30.8% |
EBIT (%) | 11.7% | 8.1% | 9.2% | 8.3% | ||
当期純利益 | 20,972 | 8,746 | 139.8% | 45,109 | 25,350 | 77.9% |
当期インダストリアルケミカルズ部門の業績は見通しに沿って順調に推移し、堅調な業績を達成しました。販売量は前期と同水準で着地し、連結売上は前年同期(1,453億KRW)比33.1%増の1,933億4,500万KRWとなりました。特にEUおよび南北アメリカをはじめ世界的に高需要が続いたことに加え、新規顧客からの売上成長が主な追い風となり、特にSONGWONの主力事業であるポリマー添加剤事業部門を筆頭に、売上、販売量が共に増加しました。当期は特定の原料の確保が困難な状況に見舞われたものの、SONGWONは余剰在庫の活用に加え、さまざまな調達戦略を導入することで、顧客への大規模な供給停止を防ぐことに成功しました。当期SONGWONが実施した価格計算式に基づく燃料および潤滑剤製品ラインの値上げは収益増につながりました。さらに、前期は不可抗力が発生したものの、燃料および潤滑剤事業部門は、その後の需要回復から恩恵を受ける結果となりました。当期全体を通して、コーティング業界では業界全体で好ましい動向が続き、主に中国を中心にアジアの一部市場で縮小が見られたものの、SONGWONのコーティング事業は好調な成長を達成しました。
現在の原料価格と物流コストの高騰と一部の市場での価格競争の激化に関わらず、当期はパフォーマンスケミカルズ部門も堅調な業績を達成し、収益は前年同期(499億3,700万KRW)比33.8%増の667億9,200万KRWとなりました。工場の全面的稼働が追い風となり、スズ中間体とPVCは共に好調な業績を達成し、前年同期をはるかに上回る売上を記録しました。一部の市場において、お客様に影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染症に関連する各種制限と価格競争によって生じた課題が向かい風となり、ポリウレタン事業部門と熱可塑性ポリウレタン事業部門は需要の落ち込みに見舞われました。
前期に引き続き当期も好調な勢いが見られたことを踏まえSONGWONは、今年度最後の3か月について前向きな見通しを立てており、年末まで受注量が安定して推移すると見込んでいます。ただしSONGWONは、供給と物流の課題が依然として続くと予想しているため、今後も警戒囲を緩めず、速やかに対応できる十分な体制を整えていきます。また、SONGWONは原料の安定供給とコストが今後も引き続き市場において懸念材料となると予想しており、依然として価格変動が続くと見込んでいます。SONGWONは需要の急増に応える体制を整えるため、供給へのマイナス影響を避け、自社の生産量を増やすために必要な対策を講じることで、対応を図っていきます。加えてSONGWONは、現在の市場の逆風を乗り越えるため組織効率を最適化し、グループの長期的な戦略の優先事項に集中して取り組むことで、さらなる成長を目指します。
2021年第3四半期のレポートは以下のリンクよりダウンロードいただけます。www.songwon.com/investors/reports-publications.