日本モレックス、薄型で金属表面に直接取り付け可能な「デュアルバンドOn-Metal Wi-Fiアンテナ」を発表

2021年1月8日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:李 在薰)は、薄型で金属表面に直接取り付け可能な「デュアルバンドOn-Metal Wi-Fiアンテナ」を発表しました。

金属表面に取付け可能なデュアルバンドOn-Metal Wi-Fiアンテナを発表モレックスのデュアルバンドOn-Metal Wi-Fiアンテナは、2.4/5.8GHzの2つの周波数帯域を利用可能なデュアルバンドアンテナです。On-Metalアンテナは、RF性能を損なうことなく金属表面への直接取り付けが可能です。また、サイズは横44.00 x 縦37.00 x 厚8.50mmと薄くコンパクトな設計のため、設置スペースの節約に寄与します。

近年、家電製品や産業用アプリケーションでは金属製筐体が広く使用されています。これらのデバイスはスマート化の進展に伴い、ワイヤレスネットワークへの接続が求められていますが、アンテナを直接金属面に取り付けた場合、送受信の性能が低下することがあります。モレックスのOn-Metal Wi-Fiアンテナは、金属表面へ設置した際も、2.4/5.8GHz帯で優れたRF性能を提供します。

デュアルバンドOn-Metal Wi-Fiアンテナの主な特徴

  • 接着剤もしくはネジ取り付けによる設置が可能で、設計上の課題を軽減
  • 薄くコンパクトな設計により設置スペースを節約
  • 狭い設置面積で高い放射効率とピークゲインを提供

本製品は、セキュリティおよび監視、ホームオートメーションなどのコネクテッドホーム、ワイヤレスソリューション、スマートファクトリー/スマート産業/スマートシティなどのIoT、電気通信/ネットワーキング、商用車のネットワーキングといった用途に適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイトhttp://www.japanese.molex.com/link/wifi-external.htmlをご覧下さい。