日本モレックス、プロトタイプ作製およびグローバル生産に対応する「OTS Dittoディスクリートワイヤーケーブルアセンブリ」を発表

2020年2月20日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:李 在薰)は、複数のケーブル長を揃えたプロトタイプ作製およびグローバル生産に対応する「オフ・ザ・シェルフ(OTS)Dittoディスクリートワイヤーケーブルアセンブリ」を発表しました。

標準品として在庫販売されるOTS Dittoディスクリートワイヤーケーブルアセンブリを発表モレックスのOTS Dittoディスクリートワイヤーケーブルアセンブリは、さまざまな既存のモレックスコネクターと併用できるディスクリートケーブルアセンブリです。標準品として在庫販売されるため、開発プログラムと製造プログラムの両方で利用できます。米国のUL 1061規格およびEUの2015/863/EU RoHSに準拠しており、電子機器のアプリケーションでそのまま使用することが可能で、設計時間やリソースを削減し、設計、プロトタイプ作製、生産を容易にします。

OTS Dittoディスクリートワイヤーケーブルアセンブリは、2つの同形状のコネクターを上下反転させて嵌合する雌雄同形の相互接続システムです。オス/メスの区別が無く1種類のコネクターで相互接続が可能なため、作業効率の向上、在庫管理の負担軽減を図ることができます。本製品は、3mmピッチで42~50Aを供給可能な単列リセプタクル型ケーブルアセンブリで、極数は2、3、4、5、6、8極、ケーブル長は50、100、150、300、450、600mmを展開しています。

OTS Dittoディスクリートワイヤーケーブルアセンブリの主な特徴

  • 標準品として在庫販売されるため開発プログラムと製造プログラムの両方をサポート
  • ISO/TS16949認定施設で組み立てていることによって、高品質を実現し現在の自動車業界の規格に適合
  • V-0/グローワイヤー規格に対応した材料を用いることで、電気的要件に関する欧州基準に適合
  • ハウジングの上下両面に備えられた2つのポジティブロック機構により、厳しい使用条件下での確実なコネクター嵌合を保持
  • TPA機構によって端末のバックアウトを防止

本製品は、洗濯機や乾燥機、冷蔵庫、ゲーム機、プリンター、スキャナーなどの民生用品、オートバイや原付などの二輪車、四輪車などの自動車機器といった用途に適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト http://www.japanese.molex.com/link/otscableassemblies.html をご覧下さい。