2019年4月22日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、極性キー機能および端子位置固定(TPA)機構によって誤嵌合や端子脱落を防止可能な電線対基板用コネクター「L1NK 396(リンク サンキュウロク)コネクターシステム」を発表しました。
モレックスのL1NK 396コネクターシステムは、電流定格11.0Aに対応した単列3.96mmピッチの電線対基板用コネクターです。L1NK 396は、ヘッダー、リセプタクル、圧着端子、TPAから構成されたコネクターシステムで、極数は2から6極、圧着端子はAWG18から20の電線に対応しています。
L1NK 396コネクターのリセプタクル側に装着するTPA機構は、リセプタクルに装着したワイヤーハーネスの端子部分を所定の位置に固定することで端子の脱落を防止し、ヘッダーとの確実な接触信頼性をもたらします。
L1NK396コネクターシステムの主な特徴
- 極性キーによる誤嵌合の防止
- クリック音で嵌合を確認できるポジティブロック機構
- V-0難燃性およびグローワイヤー対応の樹脂を用いることで、電気要件に関する欧州規格に適合
- 260°Cのリフロー処理に利用可能なリフロー対応ヘッダー
本コネクターは、食洗器、冷蔵庫、洗濯機などの白物家電分野、診断装置や患者モニタリング機器などの医療機器分野、ルータ、スイッチ、サーバ、ストレージなどのテレコム/ネットワーキング分野、組立ラインや食品・飲料製造装置などの工業分野のほか、ゲーム機、プリンタ、スキャナ、セキュリティシステム、自販機などの幅広い用途に適しています。
詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/link/L1NK396.html をご覧下さい。