日本モレックス、信号とイーサネットを接続可能な車載用途向けハイブリッドコネクター「stAK50h非防水コネクターシステム」のラインナップを拡充

2018年12月14日 – 世界トップクラスのコネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社(本社:神奈川県大和市、社長:梶 純一)は、一つのコネクターで信号とイーサネットの両方を接続可能な車載用途向けハイブリッドコネクター「stAK50h非防水コネクターシステム」に、新たなヘッダーおよびリセプタクル製品を追加しラインナップを拡充しました。

車載用途向けstAK50h非防水コネクターシステムのラインナップを拡充stAK50hコネクターシステムは、従来、別々のシステムを利用していた信号とイーサネットの接続を1つのコネクターに統合したハイブリッドコネクターで、部品搭載スペースの縮小化と設計柔軟性を提供します。本製品はUSCAR-2および世界的な自動車メーカー標準に適合しているため、自動車メーカーでの検証時間を節減でき、市場投入までの期間短縮に貢献します。

このたびstAK50h非防水コネクターシステムに追加された製品は、スルーホールタイプのライトアングル型およびストレート型ヘッダー、および極数12、25、27、32のリセプタクルです。5.0Aの低電流信号から30.0Aの大電流まで幅広いアプリケーションに対応します。

stAK50h非防水コネクターシステムの主な特徴

  • USCAR-2や世界的な自動車メーカー標準に適合し、市場投入までの期間を短縮
  • 自動車用途で広く用いられている50mm、1.20mmおよび2.80mmの端子サイズを採用
  • ハウジングにUSCAR標準カラーコードを採用しているため目視で極性を確認でき、誤嵌合防止に寄与
  • ヘッダー嵌合時に使用するPCB位置合わせボスによって基板への正確な実装が可能
  • スタック可能なヘッダー設計

本コネクターは、自動車の快適性システム(パワーシート)やインフォテイメントシステム、運転補助(ナビゲーションシステム)、車体電装(内部照明、計器、ドアゾーンモジュール)、安全機構(シャーシ)、車内ネットワークのほか、商用車の内装電装モジュールや車体電装モジュールなどに適しています。

詳しい情報は、弊社ウエブサイト www.japanese.molex.com/link/stak50h.html をご覧下さい。