SONGWON Industrial Group、2018年第3四半期の決算を発表

  • 第3四半期の総売上:2,044億300万KRW
  • 売上総利益:429億7,400万KRW
  • 純利益:131億1,500万KRW
  • 第3四半期の減価償却前営業利益(EBITDA):12.6%

ウルサン・韓国 20181114 – Songwon Industrial Group(www.songwon.com)は本日、2018年第3四半期の決算を発表しました。2018年第3四半期の売上総利益は429億7,400万KRWで、総売上は2,044億300万KRWとなりました。売上総利益率は前年(2017年)を上回り38.4%となり、当期のEBITDAは12.6%となりました。

単位は百万 KRW 3 四半期 9 月までの累計
2018 2017 % 2018 2017 %
売上 204,403 180,832 13.0% 592,716 542,539 9.2%
売上総利益 42,974 38,621 11.3% 119,116 120,618 -1.2%
売上総利益率 21.0% 21.4% 20.1% 22.2%
営業利益 17,400 14,478 20.2% 44,109 45,966 -4.0%
EBITDA 25,721 23,133 11.2% 70,117 70,723 -0.9%
EBITDA (%) 12.6% 12.8% 11.8% 13.0%
EBIT 17,159 15,031 14.2% 44,933 46,654 -3.7%
EBIT (%) 8.4% 8.3% 7.6% 8.6%
当期純利益 13,115 9,473 38.4% 32,831 30,036 9.3%

SONGWONは、2018年第3四半期も根強い需要が続き、月によって変動はあったものの自社の期待通り推移したと報告しています。ポリマー安定剤の売上は、今年の第1四半期と第2四半期で達成した水準を上回り、SONGWONはこの傾向が今後も続くと予測しています。また、当期を通して為替が有利に働いたことに加え、製品ポートフォリオ全体を対象に世界規模で値上げを実施した結果、主要原料の価格高騰を効果的に相殺することができました。一方、例年夏期にみられる低迷、顧客が実施する在庫調整、北米の大口顧客の工場定期修理実施の影響を受け、一部の製品の需要がわずかに落ち込みました。

当期、高い稼働率で順調に業績をあげた自社の製造施設に支えられ、SONGWONは最適なコストポジションを確保しました。さらに当期は、中国東部に位置する山東省にある平度工場で長期にわたって実施されていた監査と調査が終了し、政府から製造再開許可が下りたため、ワンパックシステム(OPS)の製造量を通常の水準に戻すこともできました。

SONGWONは、特に自社のポリマー安定剤(PS)と潤滑油酸化防止剤(Lube AO)事業とアジア地域で市場成長が堅調に推移すると見込んでいます。加えて、顧客への速やかな納品と信頼できる製品供給が可能な場所に置かれているSONGWONの拠点は、戦略上のメリットとなります。第4四半期の前半には例年通り顧客による年末の在庫調整が実施され、実際には根強い需要があるものの一時的に緩やかな需要低迷につながると見込んでいます。また、需要の落ち込みを防ぐため大幅な値動きがみられる機会が増えることも見込んでいますが、SONGWONはそういった価格の動きは一時的なものにすぎないと考えています。

SONGWONは今後もイノベーションを通して長期的な成長機会から収益を生み出し、自社にとっての利益の質を維持していく予定です。また、価格面で市場を牽引し、業務効率を向上することに力を注いでいく予定です。

第3四半期レポートはwww.songwon.com/investors/reports-publications からダウンロードできます。