リセットタイマーにより
ワンタッチでモバイル機器を再スタート
2012年5月29日 – 技術革新が進むに従い、消費者は生活する上でビジネス、プライベートを問わず携帯機器との関わりをより深めています。これらの機器にはそれ相当のインフラが構築されており、システムフリーズ発生時には即座かつ容易に復帰する方法を備えていることが重要になります。フェアチャイルドセミコンダクタージャパン㈱(本社:東京都渋谷区、社長:雨宮隆久)は、携帯機器のロック/フリーズに対し有効な解決策となるリセットタイマー製品を拡充し、新規ラインアップを発表しました。
リセットタイマーはボタン/キーを押してからシステムがリセットされるまでの遅延時間を提供します。従って、不慮の入力によるリセットを避けることができます。新しいリセットタイマー・ファミリーはモバイル機器をリセットするための様々な遅延時間と、固定または選択可能な遅延時間、1系統または2系統のリセット入力、そして固定と可変のリセットパルス幅などの製品オプションを備えています。
FT7522およびFT10001は共にリセット入力は1系統で、固定遅延時間はそれぞれ7.5秒と10秒に設定されています。FT3001は2系統のリセット入力を持ち、遅延時間はDSR0とDSR1ピンによって4種類の設定が可能です。全てのデバイスは1.65V~5.0Vの範囲で動作し、非アクティブ時には僅かの電流しか消費しないため電池寿命が重要な要素であるポータブル機器での使用に最適です。
特長と利点
- 固定リセット遅延時間: 10秒
- リセット入力: 1系統
- 固定530msパルス幅オープンドレイン出力
- スタンバイ時静電流: 1μA
- ゼロ秒遅延テストモード搭載
- プルアップ抵抗内蔵リセット入力
- 固定リセット遅延時間: 7.5秒
- リセット入力: 1系統
- 固定400msパルス幅オープンドレイン出力
- スタンバイ時静電流: 1μA
- ゼロ秒遅延テストモード搭載
- リセット遅延時間: 3.0、3.75、4.5、6.0秒選択可
- スタンバイ時静電流: 1μA
- リセット入力: 2系統
- プッシュプルおよびオープンドレイン出力
- 8-ピンMLPまたは10-ピンUMLPパッケージ
製品の詳細情報に関しては、こちらをご覧下さい。
http://www.fairchildsemi.com/pf/FT/FT10001.html
http://www.fairchildsemi.com/pf/FT/FT7522.html
http://www.fairchildsemi.com/pf/FT/FT3001.html
これらのデバイスは、遅延時間が変更可能なリセットタイマーFT8010、そして遅延時間とリセットパルス幅が固定のFT7521を含め、フェアチャイルドのリセットタイマー製品ファミリーの一環であり、このファミリー内のすべてのリセットタイマーはスクリーンのホワイトアウト現象を伴うシステムフリーズに有効な解決策を提供します。フェアチャイルドのリセットタイマー・ポートフォリオはポータブル機器設計で直面する複雑な問題に対する解決能力を表しています。主要なモバイル機器メーカーと親密な協力関係を保ち、フェアチャイルドはお客様のデザインチャレンジに向け的確なソリューションを開発します。
価格:
FT7522: 0.22ドル(1,000個購入時)
FT10001: 0.28ドル(1,000個購入時)
FT3001: 0.29ドル(1,000個購入時)
入手性:
サンプル出荷中
量産納期:
8-12週間
製品の各種資料はこちらをご参照ください。
データシート:
http://www.fairchildsemi.com/ds/FT/FT10001.pdf
http://www.fairchildsemi.com/ds/FT/FT7522.pdf
http://www.fairchildsemi.com/ds/FT/FT3001.pdf