2017年度「日精スクール」の研修スケジュール決定

日精樹脂工業㈱(社長・依田穂積、本社・長野県埴科郡坂城町)は、射出成形に関する様々な技術・知識を習得するための技能研修機関「日精スクール」の2017年度(2017年4月~2018年3月)研修スケジュールを決定、2月1日から受講受け付けを開始しました。

2017年度の日精スクールでは、受講生が増えている金型設計入門コースを2回に増やし、保守管理入門コースを1回に変更しました。また、2015年度から実施している年度内での成形入門と成形初級コースのセット受講(継続割引)は受講生の増加に貢献し、好評なことから2017年度も受講料の割引を継続します。

2017年度のスクールは、4月3日からの成形入門コースにはじまり2018年3月19日からの成形中級コースまでの計31回。

コースの内訳は、成形入門コース12回(電気式8回、油圧式4回)、成形初級コース10回(うち2回電気式限定)、成形中級コース5回(電気式3回、油圧式2回)、保守管理入門コース1回、金型設計入門コース2回、海外研修コース1回となっています。(スケジュールは別紙参照)

現在行われている2016年度国内開講の日精スクールは、昨年12月末時点の受講者数が385名で、本年3月末までの受講者総数は510名となる見込みです。

海外では、アメリカ、中国(太倉、東莞)、タイにある販売現地法人の主催でトレーニング・スクール(定期コース)を開催しており、日系進出メーカーおよびローカルメーカーから好評を得ています。最近は、ユーザー1社毎に行うプライベートスクールの要望が増加しています。

また、本社から講師を派遣する海外出張コースは、今年度、メキシコ1社、マレーシア2社の計3回実施しました。本コースは、当社がスクールを開講していない国・地域に進出している日系ユーザーを中心に開催してきましたが、最近は現地のローカルユーザーからの開催依頼も増えています。

1968年、当業界の先駆けとして設立された日精スクールは、プラスチック成形加工メーカーをはじめ、材料メーカー、商社、学生、外国人留学生などに広く門戸を開放しており、これまでに約38,200名(海外開催の日精スクール受講者は除く)の卒業生を輩出しています。射出成形の技術革新に即応したカリキュラムは、プラスチック射出成形分野のエキスパートを育成する専門機関として高い評価をいただいています。

受講料

◎2017年度(2017年4月~2018年3月)

コース名 受講料・宿泊費・食費
(宿泊の場合)
受講料・食費
(通いの場合)
成形入門コース 86,400円 60,480円
成形初級コース 86,400円 60,480円
成形中級コース 86,400円 60,480円
保守管理入門コース 86,400円 60,480円
金型設計入門コース 86,400円 60,480円
海外研修コース 86,400円 60,480円

※同一受講生が、年度内に成形入門と成形初級コースをセット受講される場合は、初級コースを21,600円割引(税込み)します。
※受講料にはテキスト代(市販テキストは有料)、実習教材費が含まれます。
※交通費は各自負担。また実習用作業服・安全靴は各自で持参願います。
※通いの場合の食事は昼食のみとなります。
※料金はいずれも消費税(8%)込みの金額。

スクールの受講申込みや空き状況の確認は、当社ホームページの「日精スクール」http://www.nisseijushi.co.jp/products/school01.php にアクセスください。

電話での問い合わせは、日精スクール(電話:0268-81-1166)まで。

成形入門コースの実習風景