[大阪] – 2016年10月31日 – ロック、ラッチ、ファスナ、ヒンジ、ポジショニングテクノロジーや電子アクセスなど各種アクセスソリューションの世界的なリーディングサプライヤーである米サウスコ社の日本法人・サウスコ・ジャパン株式会社(大阪市此花区/代表取締役 渡邉哲哉)は、鉄道、バス、特装車などの過酷な屋外環境で求められる高い強度を軽量で可能にする同社の圧縮式ドアラッチ「 E3 VISE ACTION® コンプレッションラッチ 」アルミニウムシリーズに調整式グリップバージョンを追加しました。
E3コンプレッションラッチ調整式グリップバージョンは、これまでの固定グリップ式に比べ幅広いドア枠の厚みへの対応を可能にします。グリップとは、ドア閉鎖状態でのドアパネルの外側表面からエンクロージャードア枠の内側表面までの距離を指します。 E3コンプレッションラッチは、鉄道用途における欧州の火災防護に関する規格である EN45545および衝撃及び振動規格EN61373に準拠しています。また、耐腐食性、そして付属ガスケットの使用でNEMA 4 および IP65 防水・防塵規格を満たすE3コンプレッションラッチは、幅広い過酷な産業環境での使用に適しています。
調整式グリップバージョンは他のE3コンプレッションラッチ同様、多様なグリップ距離タイプに加え、鉄道標準仕様を含む多数のツール(治具)を使用し開閉するヘッドスタイルを取り揃えていることからセキュリティ性の確保にも寄与します。調整式グリップバージョンの取付には、従来の標準型と同様の取付穴を使用することができます。さらには、ユーザーの取付時間を短縮する、カム部を取付済の状態で納品するオプションも提供しています。
サウスコ・ジャパン、カントリーマネジャーの渡邉哲哉は、「アルミニウム製のE3コンプレッションラッチは、激しい振動環境を伴い、また火災防護要件を持つ様々な過酷用途に対応する軽量かつコスト効率性に優れた製品です。この度追加した調整式グリップバージョンは、E3コンプレッションラッチの設計柔軟性をさらに高める製品です。」とコメントしました。
サウスコの E3 VISE ACTION® コンプレッションラッチ シリーズについて詳しくは、ウェブサイト(日本語)www.southco.com/ja-jp/e3 をご覧ください。
サウスコ(Southco)について
1899年に米国ペンシルバニア州で創業したサウスコは、ラッチ、ロック、キャプティブファスナ、クイックアクセスファスナ、ヒンジ、ハンドル、挿入部品、電子アクセスソリューション、その他アクセサリ部品などのアクセスソリューションを信頼できるリーダーとして世界中に提供しています。サウスコのアクセスソリューション製品は、ネットワーク、テレコミュニケーション、コンピュータ、自動車、航空宇宙、公共輸送、オフハイウェイ/建設機器、医療、RV/キャラバン、産業機械、海洋、空調産業などの様々な用途で使用されています。
サウスコは顧客の要望に応じたカスタムソリューションおよびグローバルサポートに注力しています。アクセスソリューションに関する製品開発をサポートしながら高品質と満足をお届けすると共に、Connect(接続)・Create(創造)・Innovate(革新)によって、あらゆるアクセス技術の課題に対してベストソリューションを提供します。
www.southco.com (サウスコ・ジャパン ウェブサイトwww.southco.com/ja-jp)
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■画像 コンプレッションラッチの作動原理