ソンウォン、自動車産業に向けた樹脂安定剤の新製品「SONGXTEND® 2124」を発表

ウルサン・韓国 – 2016616 ソンウォン(SONGWON)は、自動車産業向けの新製品「SONGXTEND® 2124」樹脂添加剤ソリューションを発表しました。この新しい樹脂添加剤は、自動車産業の主要な課題である軽量化やコスト低減に対する厳しいニーズに特化して開発されました。

SONGXTEND® 2124は、内装用の成形部品に用いられる短、長ガラス繊維強化ポリプロピレン(PP)の長期熱安定性(LTTS)を向上するもので、150°Cで1,000時間以上のLTTS性能を実現しています。SONGXTEND® 2124は成形部品のさらなる薄肉化や軽量化を可能にするとともに、非強化樹脂を用いた部品と同等の機械的物性を維持します。

ソンウォン、グローバルテクニカルサービス&アプリケーションデベロップメントリーダーのトーマス・シュムッツは、「SONGXTEND® 2124はソンウォンの自動車産業への注力を示すものです。ソンウォンは今回の新製品をラインアップに加えることで、非充填からタルクおよびガラス繊維強化までのあらゆるPP製品に対するソリューションが提供できることになりました。既存製品をコスト効率良く代替するSONGXTEND® 2124は、既に世界的なメーカー各社で採用され、150°Cで1,000時間以上の長期熱安定性と同時にガラス繊維強化ポリプロピレン用途のコスト低減を実現しています。」とコメントしました。