ローディア・ポリアミド・インターミーディエイツ社、二塩基酸およびアミン製品に新ブランドとして RHODIACID™ および RHODIAMINE™ を導入

C6ケミストリーのノウハウを活用した革新的な中間体製品群

フランス、リヨン 2012年4月3日 – ソルベイグループ傘下のロ-ディア・ポリアミド・インターミーディエイツ(P&I)社は、ポリアミド6.6製造チェーンにおける川上技術であるC6ケミストリーのノウハウを有効利用し、広範な中間体製品を開発しています。このたびローディア社では、主要製品のポリマー中間体および派生品である二塩基酸およびアミン製品に新たな商標とロゴを導入いたします。この新ブランドは、弊社の従来製品に加えて、今後上市されるジアミンやジカルボン酸などの新製品についても適用して参ります。

新たに導入する「Rhodiacid」と「Rhodiamine」は、それぞれdiacid(二塩基酸)とamine(アミン)という文字を含み、ユーザーに分かりやすい構成となっています。これらは派生した中間体が持つ無限の可能性と、エンドマーケットにおける応用可能範囲の広さを示しており、今後世界全体でこれらのブランドを営業用文書や製品案内、パッケージに使用していきます。

RhodiacidLogoRHO_RhodiamineLogo_Apr2012

ローディア社の中間体マーケットディレクターであるヤニック・アドノーは「弊社の研究開発チームと営業チームは、弊社の既存製品とこれらの新中間体にふさわしい最終的な応用の可能性を探求、開発することで密接に協力しています。」としており、また「ローディア社は、製造ラインにおいて弊社製品の価値を高める努力、つまり生産効率を高めると共に副産物を減らすことによって、持続可能性とCO2排出量の削減に向けて日々取り組んでいます。また、こうした取り組みによって、高い性能や効率を求めるお客様からの様々な要望を予測することで、これに関わる新しい革新的な方法の開発および提供が可能となります。」と付け加えました。

二塩基酸およびアミンそれぞれの代表的な製品であるアジピン酸(AA)およびヘキサメチレンジアミン(HMD)という両中間体はAGS(アジピン酸、グルタル酸、コハク酸)、Dioro、二塩基酸(DBA)、溶解アミン(AiS)、ジアミノシクロヘキサン(DCH)、ビスヘキサメチレントリアミン(BHT)など大変種類が多く、またそれぞれの製品毎に幅広くグレード展開されています。

最終的な応用分野も非常に広範で、塗料、インク、接着剤、表面処理剤、航空、船舶、風力発電、農業用化学薬品、水処理、紙工業、皮革処理、道路建設のためのアスファルトや瀝青などがあります。