2012年3月9日 – Songwon Group(松原産業株式会社・本社:韓国ウルサン市、以下Songwon)は、来たる2012年4月18~21日に中国・上海の上海新国際エクスポセンターで開催されるChinaplas 2012に出展し(ホールN2、ブース番号K31)、同社の樹脂添加剤および数種の添加剤を混合しペレット状で供給するワンパック・システム(OPS)製品を展示紹介する。
Chinaplas 2012では「The Growth Engine for Your Industry(各産業の成長エンジン)」がメインテーマに掲げられている。Songwonにおいても、現在と将来の成功の要となる「成長」に向けた数々の施策を実施し2011年を好業績で締めくくっている。一例として、韓国・メアム工場は最先端技術の導入と拡張により世界最大級の酸化防止剤生産施設となり、Songwonの世界全体の酸化防止剤生産能力を80,000トンに引き上げると共に、原料からの完全一貫生産により供給と品質の安定性を提供している。
Songwonの中国事業は現地法人Songwon Shanghai Trading Ltd.(松原商业(上海)有限公司)社が販売および調達を行い、中国REACH規制等の法規制についてはChemservice Asia Co. Ltd.社が担当している。
加えて2011年には、中国における硫黄系酸化防止剤の製造販売会社であるTangshan Baifu Chemical社(唐山百孚加工有限公司、本社:中国河北省唐山市)との合弁によりSongwon Baifu Chemical Co. Ltd.(ソンウォン・バイフ化学)を設立し、原料から完全一貫生産で6,000トンの生産能力を持っている。
Songwonグループ会長兼CEOである朴 鍾昊(パク・ジョンホー)は、将来展望は明るいとし、「ポリオレフィンのような主要ポリマー需要は今後10年で倍になり、他樹脂もこれに追随するものと思われ、業界各社は、その成長目標達成を可能にする当社のような添加剤供給元は大きな需要があると考えています。添加剤は不可欠な材料であり、エンドユース用途の成功の鍵でもあります。当社は業界パートナー、お客様の需要に応えることをお約束します。」とコメントした。
加えて「ポリマー業界、特に熱可塑性樹脂関連は、今後も既存および新興市場において厳しい競争環境が続くことが予想され、また成長を続ける為の継続的投資が不可欠な状況です。確かな技術力によって培われた当社製品はユーザーの求める目標品質を確実に提供することができ、顧客における設備投資の回避や製造コストの削減に貢献します。」と話している。
数種の添加剤を混合しペレット状にて供給するワンパック・システム(OPS)製品は、2011年に取得した独・グライツの生産施設によって既に提供可能な状況にあり、また中東では合弁事業にてSongnox® OPS製造開始の準備を進めている。
Chinaplas 2012会場ではSongwonグローバル担当者に加え、(松原(中国)有限公司)社、Songwon Shanghai Trading Ltd.社、Chemservice Asia Co. Ltd.社およびSongwon Baifu Chemical Co. Ltd.社の中国地域担当者が新製品等についての説明を行う。
Songwon China Ltd.総経理の田 民(ティエン・ミン)は、「当社は現在および将来にわたって、お客様のニーズに応え、成長に向けて共に挑戦して参ります。」とコメントした。